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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.828

ボクが税理士事務所で働いていた20代、そして学習塾の営業をしていた30代、仕事用のバッグに必ず入れていた物がある。

 

忘れると困ることになるので、常にその所在を確認していた。

 

それは携帯用の朱肉。

 

税理士事務所時代は、税務申告書に押印してもらうため。学習塾の営業時代は、クレジット契約書に押印してもらうため。普段から朱肉を置いてない家庭もあるし、常備してあっても使い物にならないことがあった。それで明瞭な印影をゲットするため、いつも朱肉を持ち歩いていた。

 

めちゃ面倒だったけれど、日本は印鑑社会だからどうしようもない。そしてその慣習は、今でも根強く残っている。

 

カイゼン お役所仕事(1)そのハンコ、必要ですか

 

日本社会から無くせばいいものを問われたら、ボクは一番に印鑑を頭に浮かべる。ほんとマジで無駄だと思う。

 

この記事でも印鑑の不合理な面が紹介されている。子供の体操教室の指導料が、銀行口座の引き落としになっている。それである父親が自分の口座を申請したが、その講座では引き落としができないと言われた。

 

なぜならその口座は、印鑑が必要ないものだったから。おそらくネットバンクなんだろう。だけど自動引き落としを手続きするのに、口座の印鑑がないとダメらしい。本人だとわかっているし口座も普通に使えているのに、印鑑のあるなしでハネられてしまった。

 

今でも役所に行くと、押印を求められることが多い。住宅ローンの手続きや自動車を購入するときのように、印鑑証明を添付する実印ならまだ理解できる。だけどちょっとした手続きなのに、百均で売っている三文判でもいいから押印しろと強制するのは、役所の無駄な仕事を増やしていることにしかならない。

 

その感覚は民間にも浸透していて、会社内の稟議書類なんか印鑑のオンパレード。マンションの管理組合でさえ、総会の出欠届けに押印を求めている。

 

今のような時代、個人を認証する方法はいくらでもある。逆に言えば、印鑑のほうが偽造しやすいはず。それなのに役所や銀行は印鑑にこだわる。こうした個人認証に関して、日本は完全にガラパゴス化しているよね。

 

スマートフォンひとつで、すべての個人認証ができるようにしてほしい。技術的には可能なはず。もう印鑑なんて必要ないよね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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