医者の内緒話は怖いよ
ボクは病院が嫌い。だからちょっとした怪我をしたり風邪を引いても、できるだけ自力で治す。20代のときに微熱が続いて、診察をした医師がすぐ入院するように言った。そこまで言われたのに、その病院に通わず放置して治した。それほど病院が嫌いなんだよね。
病院の何が嫌いかといえば、ズバリ医師。子供のころから頭が良くて努力を重ねたから医者になったんだと思う。だけどなんだかんだ言っても人間であるのは同じ。医師の資格があるからといって人格者とは限らないし、なかには性格的に問題のある人もいるだろう。
どこの誰なのかわからない人間に、自分の命を預けることに本能的な嫌悪感を覚えている。そのうえお金を払っているのはこちらなのに、病気になった自分のほうが裁判官に裁きを受けているような圧力を感じる。いまだに手術を受けるとき、担当医に袖の下を渡す習慣も残っているしね。
ボクが信頼して通っているのは、定期検診を受けている歯科だけ。まぁ年齢が年齢だから、いずれ病院のお世話になることもあるだろう。そのときは諦めて開き直るしかないけれど、こんな記事を読むとやっぱり医師に対する不信感を拭えなくなる。
この記事で医者の内緒話が紹介されている。つまり医療ミス。患者は知らされていないけれど、割と日常的に起きているらしい。怖いよね。
この記事では胸椎の手術が書かれていた。担当医は間違って別の胸椎を切除した。あわてて患部である胸椎を切除したあと、患者には他にも不具合が見つかったので一緒に切除しました、と嘘の説明をしている。
脊椎の場所を間違えるなんて信じれないミスだけれど、麻酔医の証言によるとよくあるとのこと。ある部門に関して専門的な知識を持っている人に限って、他のことに疎い。とっさのときに対応できなかったり、そもそも手術の技術が不足している医師も多いそう。
毎週2回以上コンスタントにオペを経験している医師がもっとも信頼できるとのこと。名前ばかり有名ですでに管理職になっているような医師が執刀した場合、ネームバリューに騙された患者の人はありがたく思う。だけど技術というのは普段から使っていないと確実に落ちる。患者の立場なら、第一線で執刀している若い医者のほうが安心できると思う。
結論からすれば、素人にはどうしようもない。重大な病気になったら、運を天に任せて治療をしてもらうしかない。ただし、それなりに危機回避できることもある。血管は人によって配置がちがう。だから担当医は事前に造影剤を使って血管の位置を慎重に確認する。
もしうっかり動脈を傷つけたりしたら、失血死する恐れがあるから。実際にそういう医療事故も起きているそう。困るのは太っている人。皮下脂肪が多いと、血管が確認しづらいそう。だから自衛策として、血管の位置を医師に確認してもらえるような体型を維持しておくのは大切かも、
まぁ、それくらいしかやれることはないよなぁ。
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