認知症予備軍のセルフチェック
先日このブログで紹介した『きみに読む物語』という作品がテーマにしているのは認知症。原作も映画も、愛する人の記憶が消えていく苦しみと悲しみが描かれている。とても辛いことだけれど、誰だって歳を重ねれば同じような経験をするかもしれない。
だけど少しでもそうなることを避けたい。そのひとつとして、ボクは認知症の原因として知られてきた歯周病対策を徹底している。来週も歯科の定期検診に行く予定。とにかくできることはやってみようと考えている。
そんなことを考えているせいか、関連する記事がよく目に入る。認知症ではないけれど、その予備軍なのかどうかをチェックできる記事を見つけた。
一口に認知症と言っても、種類は多いとのこと。そういう意味では症候群という位置付けになっている。つまり個人差があるので、症状を緩和する完璧な方法というのが見つからない。死んだ脳細胞は元に戻らないので、少しでも発症を防ぐのがベストなのだろう。
ということでリンク先の記事にアップされている6つのサインでセルフチェックしてみた。認知症のサインとして注意するべきなのは、「興味関心の減退」とのこと。6つのサインはその傾向をチェックする参考になるらしい。
(1)料理をする際、同じ献立が続いたり味つけが変わってきた
我が家はほぼ完全自炊で、メニューのパターンは決まっている。だけど客観的にみたら、なかなかバラエティに富んだ内容や味付けになっている。まぁ大丈夫かな。
(2)服装の流行や季節感を考えるのが億劫になった
自分が流行を追っているとは思わない。だけど季節感はかなり気にしている。例えば冬ならその日の気温に合わせて上着を変えている。真夏にセーターを着ているようなことはないから、これも当てはまらないな。
(3)話し始めてから、何を話そうとしたのか忘れてしまう
これは若い人でもたまにあるだろう。だけど今の年齢になってこの行動が増えたとは思えない。ただ、何かをやろうとした時に他に気が取られて、その前にやろうとしていたことを忘れてしまうことはあるなぁ。
(4)洗濯をしたあと、干すのを忘れてしまうことがたびたびある
さすがにこれはない。どちらかといえば洗濯ができるのを待ち構えている。干すのを忘れるなんて考えられないな。
(5)小銭を出すのが面倒で、お札で会計することが多くなった
これも全く問題ない。むしろ徹底的に小銭を少なくするように計算している。だから最後に行ったスーパーで、硬貨が1枚ないだけで釣り銭が多くなると、めちゃめちゃショックに思ってしまうwww
(6)興味や喜びを感じる機会が減ってしまった
これも全然関係ない。どちらかといえば増えている。洋楽関連で新しいミュージシャンを常に探しているし、ビルボードのランキングを毎週追いかけている。読みたい小説や観たい映画も増える一方。そして何より小説を書くのが楽しい。時間が足りなくて困っているくらい。
6つのセルフチェックをしたことで、基本的なことがわかったような気がする。要するに「面倒なことを避ける」ようになったら、認知症予備軍への黄色信号が灯ったと考えるべきかも。ボクの場合、面倒なことにあえて先にトライするようにしている。
そのほうが得ることも多いし、終えた時に達成感も満喫できる。そして本当にやりたいことに集中できる。この感覚をキープできている限り、認知症予備軍の心配はなさそうだな。
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