平野 響｜ひらのひびき(フードアナリスト)オフィシャルブログ

先に告白しておく。
俺のフレンチ、俺のイタリアン、俺の…
このシリーズのお店に行ったことがなかった。しかも行かず嫌いだった。立って食べるのは苦手。並ぶのも苦手。ミーハーが恥ずかしい性格である。

では今回なぜか？理由は２つ。
現在、仕事をお手伝いしている「トレタ」が導入されていて、ウェブ予約ができること。そして、着席して食事できること。
やっと行く理由ができた。なんだ、行ってみたかったのね、私。

オープン初日のキラリトギンザに到着すると、すでに行列が。
予約しても並ばなくてはいけない。開始時間に一斉案内とのこと。
180席もある大型店だから仕方がないか…

少し期待値は下がってしまったのだが、席へ案内されるとそんな心配はどこへやら。グランメゾンの落ち着き、優雅さはもちろんない。が、想像を超える質の高いサービス・味が待ち受けていた。
そして、店のテンションが最高潮に達した時、あのメニューがやってきたのである。

フレンチの超定番メニュー「牛フィレとフォワグラのロッシーニ」。
ナイフを入れた瞬間、肉がベストコンディションであることが分かった。口に入れた瞬間、その食感を確かに確認し、また奇をてらわないド定番な味に納得。

そして、期待していたけれども、お会計時にやはりコストパフォーマンスの高さに驚くことになる。
ちょくちょく行くには、ちょっと疲れるかもしれない。
でも食いしん坊の友人達と多いに飲んで食べて楽しむには最高の店だと思う。