超ワイルドな毎日で
軽井沢から高原生活を発信してます、奥田健次です。元・大学教員です。今はそっち方面は、非常勤講師とか客員教授やらをやってます(^^)/
どっちかというとインドア派なんですけども、こっちではかなりアウトドア派とか、キャンパーでないと、やってけないほどワイルドなことが求められるから、大変です。最近は、虫が出てくると逃げますもん( ;Д;)
昨年秋、たまたま「奥田先生、軽井沢に稀少物件があるのですが、5,000坪の廃校を買いませんか?」というお話しがあって、あれこれあって「では、買いましょう」ということになりました。あれこれの中身は、過去の記事を探してみて下さい(^_^)
1960年代の建物ばかりなので、古めかしくて問題もたくさんあります。
問題だらけなので、何をどうして良いのか分からない。努力してどうにかなるものでもない。そう判断したもんだから、躊躇なく話が進みました(^o^)
おれは子どもの頃から、「努力しても無駄なことは、さっさと諦める」「努力によって対処可能なことは、出来るまでやる」。その中間は無し、という感じやったんです。決して、努力家ではありませんでした。むしろ、「サボり」と言われるほどやった(^^;) ここの見分けが、かなり素早いというか正確というか( ̄▽ ̄)笑
さてさて。
今日のことですが。
うちのテニスコートは長年放置されていたせいで林のようになっていたのですが、そのなかでも3メートルほどの高さまで成長している木がありました。名前は「ニセアカシヤ」という、幹から枝までゴツイ針で覆われているという厄介者ヾ(゚д゚)ノ
このニセアカシヤ、おれがチェーンソーで切っても、1週間ほどしたらその切り株からどんどん新芽が出てきて大きな葉っぱになりよるんです。切っても切っても。
それで、いつか切り株を根こそぎ掘り起こそうと思ってね。
簡単に取れないってことは分かっていたけど、それはそれで面白いから、地元の子どもらと「おおきなかぶ」ごっこで遊んでみたり。この記事です。
いよいよ今日、これを本気でやっつけることにしました。だって、ジャガイモ畑のすぐ隣にあるんですもん。根こそぎにしなきゃだわ。当然だわ。賛成。
今日までの切り株は、こんな状態でした。
根っこの周辺を、根っこを傷つけないように鍬で穴を掘り。
根っこの下に鍬や「ホー」を突っ込んで、てこの原理で根っこを持ち上げて。
そういう作業を何度も繰り返しました。
そしたら、とうとう。
バキャッ
思いっきり乾いた木の割れる音がしました。
なんと、2日前にコメリで購入した便利な「ホー」。
これが割れてしまったのです(((゜д゜;)))
ほら、このホーの金具と木の取り付け部分。割れてるでしょ。
つまり、ホーの使い方が間違いやったってことです。てこったらダメってこと。実は、1月の開校式をやったときに弟子らからプレゼントしてもらった「佐久鍬」。こいつはしっかりした出来だったので、てこの原理でテコテコやっていたけども。
実は、この佐久鍬の金具の部分も曲がってしまって(((゜д゜;))) なんと自然の力のほうが強いのか。まだ数回しか使ってないのに。メーカー保証期限とか、大丈夫かなー。製作した鍛冶屋さんが、直してくれないかなー。
てこの原理は、ツルハシか何かを使ってやるべきやった( ̄▽ ̄;)
ツルハシなら、てこっても大丈夫でしょう。てゆーか、工具に「てこ向き」とか「てこり厳禁」とか書いといて下さいよ(^▽^;)
今度、ツルハシを買います。
こんな感じで、この切り株と格闘。ホーが壊れたので、チェーンソーを持ち出してきて、根っこを引っ張れるだけ引っ張って、どうしようもないところは切りましたよ。
その結果。
クモみたいに気持ち悪いヽ( ̄口 ̄)!!
写真の後ろのほう、土がめくれているところですが、これはこの切り株の根っこを引っ張り出した跡です。どんだけ、ニセアカシヤ、ネットワーク張り巡らせてるねんって(*-`Д´-*)。゚
どんどん作業を続けて。
とうとう。
完全に切り株を切除することに成功しました(^o^)
せっかくやから、このニセアカシヤの裏部分を見せてあげましょう。
どうですか、これが切り株の裏面(・∀・)はははっ
廃墟状態だったこの学校は、今後、こんな作業を繰り返していくことになるんでしょう。3月の爆弾低気圧では屋根の上に大枝が落ちて屋根に穴を開けたり、先日の台風では大枝が桜の木を潰したり。
スギちゃんはビジネスワイルドですが、本物の自然はリアルワイルドです(>_<)
明日からバンコクに行ってきます( ´ ▽ ` )ノ
奥田健次
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