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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン

講演会、終わりました〜

パートタイム教授、奥田健次です。

げっそ、疲れたー(〃´o`)=3 まあ、無事に役目を終えたのでホッとしたーので、どっと疲れたーってことなんでしょうけど。

講演会って、なんでこんなにシンドイんやろうね。

たぶん、こういうことをやってても「役に立たん」からやと思う。こんなんで社会は良くなるわけでもなし。講演会ではなく事例研とかワークショップやらないといかんよ。あ、でも今日は最後に少しだけワークショップっぽいこともできたね。一応、講演会なので、見本をデモンストレーションしただけやけども。

こういう一方通行な講演会でも来てくれる人は楽しんで下さるし、深刻な悩みでもこっち側の語り方ひとつで滑稽に思えてくるところもあり、悩んでいながら笑える余裕を持ってもらえるみたい(そういう余裕のある子育てを推奨したいです)。

しかし、北海道から沖縄まで。ま、おれの場合は海外も。あちこち回って、世の中の学校やら施設やら、家庭やら病院やら、あっちこっちと色んな人と出会うけど、ずっと同じ事を言い続けているわけね。それでも、いつまで経っても同じ悩みでグルグルと回っている。

おれが言うことが少数派で、大多数は別のことを言っているから、そういうムードが世の中に蔓延してて、大量生産されているせいやろうな。

ちょっとだけ具体的なことをいえば、たとえば「子どもに挫折を経験させよう」とおれが親や教師に助言したとする。もちろん、挫折させた後の回復まで計画しているねんけどもね。そうすると、その親や教師が、見た目のウサンクサーイおれの言うことを聞いて、とりあえずでも言った通りにやってくれたとする。

そしたら、自分の子どもが変化していくのを目の前で見ることができるわけで、その人は「すごい!(見た目はウサンクサかったけど)」と思うでしょう。しかし、それを聞いただけの人は信じられません。もしくは、「信じたくない」、自分のやってきた方法を否定されるみたいで直感的に何かヤダ。まあ、そういう心理も分かります。

で、おれはね。別に「信じろ」とか言いたくないんよね、詐欺師っぽいやん。というか一番の理由は、おれが相手できる家族数には限りがあるからね。相手できる人には「とりあえず言った通りにやってみて! 責任はおれが全部とるから」と言います。

こんな感じで仕事をしていると、社会を変えるほどのアクションにはならないなと実感します。実際、おれの先輩や先生筋とかに「いつまでそんな家族支援とか小さなことをやってんの? もっとでっかく社会を動かしていかないと!」と、面と向かって言われたこともあります。そんときは、おれは俺様モード。「小さいとは何事ですか!」と。先輩だろうと先生だろうと、こうやって言い返すのがおれなのよ(^^ゞ

しかしまあ、そんなことを言う先輩や先生方は、親の会を動かして、国会議員とかを動かして、大きなアクションに結びつけることが得意のようです。それは、それで社会のためでしょうからどうしても必要です。でも、おれは、それ無理。

やっぱり、直接、親子に会って支援する。それとか学校に出かけていって、うまくいかない教室に入り込んで担任を助けるだとか。そういうのが好きやねんもん。確かに、相手できる数は少ないけども、確実に、目の前で、親子や学校が変わるというのが好きやし、感動もそこにあるんよね。

で、悪いことにこの「小さな」仕事が楽しすぎてワーカホリック状態になっちゃった。この15年間、完全休日は2日しかなかった。その2日、下手に休息を取ったもんだから、夜中に胃けいれんを起こして救急車で運ばれて入院したんよね(^_^;)

それから、ちょっと休むのが怖くなって、365日ずっとスケジュールに穴を開けないようにしてきたわけ。人の何十倍か働いたやろうねえ。

軽井沢に移住しようと考えたのも、「これじゃいかん、スケジュールに白紙が出来てもええがな、と思えるようにしなければならん」と思ったのもある。実際、去年はかなり体調を崩しましたし。大学の授業の合間に、何度も内科やら耳鼻科やら皮膚科やら眼科やら泌尿器科などに通院した。血尿も出た(>_<) 今日は三鷹で講演やったけど、隣の吉祥寺で動けなくなって車いすに乗ったこともある。ボロボロになってたよ、去年は。大学のプレッシャーも壮絶やったし。

それで大学を辞めてロハスな生活をしたいと思うようになりました。ま、教育相談をやらないと生活できないので、ロハスは程遠いけども。でも、この4月から今日まで、自分のスケジュール帳には2箇所、白紙の日があります。去年まで15年間で2日だったのが、いまは2か月で2日も休養日がある!

そんなわけでして、いま講演を終えて名古屋に移動中の新幹線。

途中、スタッフから講演の様子が。ただ、真面目にしゃべっている本編の写真はゼロで、サイン会の様子だけですと。ありがとう、スタッフー(T_T)



で、これだけの写真ではちょっと物足りないので(^^;)

さっき、東京駅の新幹線ホームを歩いていると、変な表示が目にとまった。

予備たもれ? なんで東京駅に貴族言葉? 現代語にしたら「予備、ください」という意味でしょ? なんか変やなーと思って、ちょっと読み直しに戻ってみた。

そしたら。



予備「モタレ」でした σ(^◇^;)

ってか、「もたれ」ってなんやねん。変なの(^o^)

あんまりホッとして体調を崩さないようにしなきゃ。

奥田健次

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

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奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

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