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高羽そらさんインタビュー

ガストンとの対話2 Vol.45

ガストンさん、台風18号の影響で、関東方面では大変な雨になったようです。栃木県では50年に1度の大雨だったそうで、大雨特別警報が出されました。大きな被害が出なければいいのですが。

 

「いつも言っているが、自然の持つパワーに対して人間は無力であることを自覚するべきであろう。科学の進化によってある程度の予測ができるようになったが、それでも風や雨を止めることはできない。火山の噴火は予想できても、噴火を防ぐことはできないからな」

 

確かにそうですね。地震予知なども研究されていますが、まだまだ十分とは言えません。普段から防災の意識を高めて準備しておくしかありませんね。でも地球全体に被害を及ぼすような規模の災害が起きたとしたら、手の打ちようがありません。極端な話ですが世界中で大地震が起きたり火山が噴火するとか。

 

「そのような極端な例が起きる可能性は低いが、もし起きるとしても予測できないであろう。もし予測できても、逃げ場がないから同じだな。巨大隕石が地球に衝突するような事例でも、ある段階で予測できるが防ぎようがない。映画のようなわけにはいかないだろう」

 

そんなネガティブな想像をしていると、私たち人類は思った以上にもろい存在だと感じます。全く予測できないことで、突然絶滅するかもしれないのですからね。まだ人間が起こす戦争のほうが対応可能な気がします。

 

「さぁ、それはどうかな。世界規模の戦争が起きる前は、それなりの世界情勢になることが前提であろう。そう思えば予測できそうに思うだろうが、実際に戦端が開かれるのは些細なことがきっかけだったりする。ドラマのように大々的な事件で誘発されることのほうが少ない。過去の歴史を見ればわかるのではないか?」

 

そいういえばそうですね。とても戦争になるとは思えない国家間の小さなトラブルがきっかけで、大きな戦争になった事例はいくつもあります。可燃物が充満した部屋で、ほんの小さな火花が散るようなものですね。通常なら紙を燃やすことさえできない火花でも、その部屋を吹き飛ばすことができてしまう。

 

「そういうことだ。人間が享受している平和というものは、ぬかるみに建てられた家のようなものだ。ちょっとしたことがきっかけで、倒壊してしまう。そんな現実を見ようとしないから、何かが起きたら「想定外」という言葉を使わなければいけない」

 

極端は話が出たついでに、さらに極端な想定をさせてください。つまり全人類が滅ぶような自然災害や戦争というものは、全く予想できない状態で起きる可能性が高いということでしょうか?

 

「その極端な想定に付き合うとしたら、そいういうことだ。ただし『全人類』という言葉がキーワードになる。人類という種が滅ぶとしたら、それが隕石であれ戦争であれ、予想をはるかに超えた出来事によって起きるだろう。それは愛だと言ってもいい」

 

えっ、人類が滅ぶのに、愛なのですか? それは誰が、誰に抱く愛なのでしょう?

 

「地球という意識体が、人類に対して抱く愛だ。少しでも苦痛を少なく、速やかに地球上から去ってもらおうとする愛だよ」

 

つまり地球の意思だということですか?

 

「そういった惑星の極端な事例は、その惑星の意思によって成される。地球という惑星も、物理世界に存在する人間と同じ意識体なのだよ。それゆえ進化の波に逆らうことができない。地球という意識体が物理的進化の極点を迎えて、違う次元に移行する時期が必ず来る。いわゆるアセンションと呼ばれているものだ。それは同時にその地球で暮らす、全ての存在のアセンションも意味する。そこまでいえばわかるであろう?」

 

つまり人間が地球のアセンションについていけない場合に、そのようなことが起きるということですね。物理次元でのリセットが起きるということか。

 

「地球の進化にとって、人類は大きな影響を持っている。選択肢は二つしかない。地球と行動を共にするか、別の道を行くかだ。人類という種がいまだアセンションの状態に達していないのなら、現在の地球と同じ波動を持つ他の惑星に移住するしかない。それが意味するのは、一度肉体を捨てるということだ」

 

でも地球の科学が進化して、火星等に移住すれば地球での災害を回避できる可能性はないのでしょうか?

 

「それは不可能だ。なぜなら地球のアセンションは、同時に太陽系、そして天の川銀河、さらに宇宙全体と連動している。火星に逃げても同じことだよ」

 

では地球上の植物や動物たちも犠牲になる、ということですか?

 

「犠牲などという概念は、彼らに存在しない。それは人間にしかない概念だ。彼らは地球と一体化している。その変化を嘆くことなどない。準備ができていないのは、人間だけだ」

 

もしかすると人間次第によっては、植物や動物たちも違った形で移行できるのでしょうか?

 

「そうだ。人類のある一定数がアセンションに同意すれば、地球全体の種が行動を共にする。現状のままで違う次元に移行するのだよ。だがそこは全く違う世界になる。食物連鎖など存在しない世界だ。なぜなら存在するために、他の命を必要としないからだ。だが今の人間の意識なら、弱肉強食の世界から抜け出すことはできないであろう」

 

面白いことに気づきました。つまり人類が戦争や自然災害で滅亡しようと、アセンションしようと、待ち受けている地球の未来は全く同じだということですね。そこに今の人類が参加しているか、立ち去っただけの違いなのでしょうか?

 

「わはは、よく気がついたな。その通り、地球の予定に変更はない。植物や動物たちも同様だ。今の人類が新しい地球に存在できないとしたら、その波動に見合った別の存在が暮らすことになるであろう。だから宇宙的規模で見れば、人類の滅亡もアセンションも、たいした違いはない」

 

そう言われたら、身も蓋もないですけれどね。できれば地球と共に移行する瞬間を体験してみたいです。その時期は近づいているのでしょうか?

 

「近いとも遠いとも言える。それは人類の集合意識しだいだ。とにかく、人類は現実世界という夢から覚めることだな」

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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