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高羽そらさんインタビュー

運を支配する

朝から眩しい太陽が輝いていましたが、夕方になって雲が多くなってきました。明日は雨なのかな。でも朝晩は肌寒くて、ミューナが布団に入れてくれ、とせがむようになってきました。ついこの前までは暑いので私に近寄りもしなかったのですけれどね。

 

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昨日の散歩中に見つけた彼岸花です。今年初めて見たと思います。もうすぐお彼岸ですものね。

 

連載小説をブログでアップしたり仕事をこなしながら、先日借りてきた『いつか晴れた日に』(原題: Sense and Sensibility)という映画を観ました。何度見ても涙が止まらない映画です。とても爽やかな涙が溢れ出て、心が洗われるのがわかります。20年前の映画ですが、一度も観たことがない方は是非みてください。お勧めの映画です。

 

エマ・トンプソンがラスト近くで抑えていた感情を溢れ出させる時、一緒になって号泣してしまいます。スネイプ先生でおなじみのアラン・リックマンも素晴らしい。イギリスの映画なので、ハリーポッターに出演している俳優さんが多いので楽しいです。

 

そしてケイト・ウィンスレットは最高です。『タイタニック』に出演する2年前ですが、素晴らしい女優さんなのはこの映画で十分わかります。エマ・トンプソンとケイト・ウィンスレットの姉妹役は、他の誰が演じてもかなわないでしょう。

 

さて、昨晩読了した本です。

 

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『運を支配する』桜井章一 藤田晋 共著という本です。

 

桜井さんはプロの雀士として有名な方で、プロとして20年間無敗だった麻雀の天才です。藤田さんはAmebaブログでおなじみのサイバーエージェントの社長さんですね。この本は対談ではなく、桜井さんがあるテーマについて書き、それを受けて藤田さんもご自分の意見を書かれる、という形式になっています。それぞれの意見を比較できて、とても面白い構成になっていました。

 

「運」という言葉を聞くと、偶発的なラッキーとして捉えている方が多いと思います。ところがこの本はそうした概念を真っ向から否定しています。運というのは自分から導き寄せるものであって、チャンスが訪れることを夢想することではないと教えてもらえる著作です。とても面白くて、あっという間に読んでしまいました。そして心にじっくりとその余韻が残っています。

 

大まかに章別に書きますと、「ツキを整える」「運をつかむ人の習慣」「悪い流れを断つ」「ツキを持続させる」「運をまねく作法」というよう大きなテーマに沿って、細かい事例が記されています。数々の修羅場をくぐり抜けて現在の地位を築いてこられたお二人ですから、その言葉に説得力があります。

 

私がこのような本を読む時、注意していることがあります。漫然と読み流さないことです。なるほど、と思っても、感心して終わりになってしまうことがあります。自分の過去の経験に実際に当てはめて、自分が行った行動と比較するようにして読んでいます。そうすることで光り輝く貴重な言葉を、自分のものとして受け取ることができます。

 

この本の内容を象徴するような言葉を紹介しておきます。あとがきで、桜井さんが藤田さんについて書かれた文章です。

 

私がよく知っている幾人かの経営者たちは、得たもの、持ちすぎたものの重さに皆一様に苦しみ、悩んでいる。しかし藤田君にはそうしたものが感じられない。

それは、彼が「得る」とか「持つ」ということを最終の目的としていないからだろう。

もし、彼が「得る」とか「持つ」ことに囚われた器であれば、本書のテーマである「運とツキ」はきっと語りきれなかったに違いない。なぜなら、運とツキはそれを強く欲するものには逆にやってこないものだからだ。野心と漂う運とは、まったくの別物でもある。

 

いい文章ですね。『運を支配する』というこの本のタイトルを的確に説明した文章だと思います。秋の夜長に自分の人生を振り返りながら、じっくりと読むのに最適な本だと思います。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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