新緑の京都散歩
今日は比較的雲が多く、気温も平年並みとのこと。そこで突然に思い立って、京都へ散歩に行くことにした。神戸より2〜3度は常に気温が高い京都なので、夏日を超える温度では歩くのがきつい。でも今日なら、かなり歩きやすいだろうという判断。
京都の嵐山に到着すると、予想どおり涼しい風が愛宕山から吹いている。これなら大丈夫。
とりあえずは嵐山の渡月橋が見える中之島公園で、用意してきたランチを食べた。お弁当を作る時間がなかったので、神戸で一番だと思っている地元のベーカリーショップで購入。
愛宕山を背景にした渡月橋を見ながら、最高のパンをほうばった。
そして嵐山のメインストリートを北上して、目的地へと向かった。写真の小学校は妻の母校。この校門を右手に見ながら北に歩いてすぐのところに、今日の目的の場所がある。
それは『米満軒』という老舗の和菓子屋さん。嵐山天龍寺の御用達店で、とにかく美味しい。シンプルだけれど、品がある。去年に食べてその味にハマり、どうしてもこの店の和菓子が今年も食べたくてやってきた。
お店で和菓子を購入して、そのまま清凉寺まで北進。このお寺は『永遠なる玉響』の舞台でも使った場所。その境内で和菓子をいただいた。
買ったのは桜餅、柏餅、そしてお田植え餅という商品。写真では分かりづらいだろうけれど、桜餅の葉の香りに悩殺される。昔ながらの製法で作っているのは明らか。言葉が出ないくらい美味しい。
柏餅も絶品だし、お田植え餅なんて口に入れたら、そのまま極楽浄土に行ってしまかと思うほどうまかった。このお店の和菓子を食べられただけで、今日は満足だと思えるくらい。
そのまま嵯峨野を散歩した。いつもより少しショートカットの道。
それでもこんな田園風景が広がっている。神戸ではなかなか見ることのできない景色だよね。そのまま大覚寺まで歩き、京都市内へ向かう市バスに乗った。そしてやってきたのは、
京都市民の台所と呼ばれる錦市場。ボクが子供のころと比べてすっかり観光地化してしまったけれど、いつ来ても楽しいのは同じ。
それにしても外国人の人たちの多いこと。嵐山もこの錦市場も、まるで海外に来ているかのように外国語が飛び交っている。日本語を耳にすることのほうが少ないくらい。それだけ京都が愛されているわけだから、ありがたいことだよね。
そして寺町と新京極のアーケード街を散策して、神戸へ戻って来た。そして今日の締め。
ちょっとしたお祝いを兼ねて、地元の中華料理店で食事をしてきた。とにかくめちゃめちゃ美味しいお店なんだよね。
この自家製のチャーシューなんて、美味しくてほっぺが落ちそうだった。ビールが進むこと、進むこと。
その次に食べたホイコーローなんて、生まれて初めてこの料理を食べたのかと思うほど感激した。これほど感動するホイコーローを食べたことがない。感動しすぎて、写真の撮影を忘れて食らいついてしまった。
ところがそのホイコーローを忘れさせるほどだったのが、この写真の有頭エビのガーリック炒め。これはたまらんよ〜〜! 白いご飯をもらって、残ったスープにかけて食べたいと思ったほど。
さすがにそれは恥ずかしいので、これまた絶品の五目炒飯を締めにして会食を終了。そのまま夕方の六甲の街をプラプラ歩いて自宅に戻って来た。
ということで今日はまだ仕事が中途半端なので、今夜は夜なべで仕事。でも楽しい1日だったよ〜!
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