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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.616

世の中が変化していこうとするとき、最大の障害となるのが既得権益者。あらゆる業界や組織に既得権益者が存在している。そして必死になって、その利益を守ろうとする。代表的なのがタクシー業界だろう。

 

京都にMKタクシーという会社がある。タクシー業界に変革を起こそうとして、次々と新しい営業形態を打ち出した。ところが国土交通省を盾にしたタクシー業界が、徹底的に抗戦してつぶしている。

 

現在の日本においてUberが白タク扱いされて認可がおりないのも、タクシー業界の強烈な圧力ゆえだろう。そんな日本のタクシー業界に、新しい風を吹かそうとする人が現れた。

 

日本初 運賃無料“タクシー”運行へ 「15歳起業」の若手実業家が新会社

 

なんと運賃無料のタクシーを運行させようとしている人がいる。来年の3月から、福岡市でスタートするとのこと。なぜ無料になるのか?

 

車内のディスプレイに店舗や商品の情報が流れるから。つまり走る広告塔ということ。民放テレビを無料で見られるのと同じシステムだよね。Uberと同じような配車アプリを使って、利用者はタクシーを呼び出すことできる。

 

将来的にはAIを導入して顧客の動静を分析したりする予定。海外進出も考えていて、クラウドファンディングで資金を調達中。利用者にとって、これほどありがたいことはない。広告が流れるのを見ているだけいいんだからね。車内で寝ていたら普通のタクシーと同じ。

 

法律的なことは記事からわからないけれど、おそらく認可を受ける見込みはできているのだろう。だけどタクシー業界が黙っているとは思えない。どう考えてもこのサービスがスタートしたら、既存のタクシーに乗る人は激減するはず。

 

無事にサービスがスタートすることを願わずにはいられない。だってこのままでは、日本はどんどん取り残されていく。タクシー関係で、こんなニュースが飛び込んできた。

 

“運転手がいない” 完全自動運転の配車 アメリカで年内に開始へ

 

ついに完全自動運転のタクシーがスタートする。グーグルから独立した会社が、年内にアリゾナ州で完全自動運転車に一般の客を乗せるサービスを始めるとのこと。

 

まだ先にように感じていたけれど、とうとうこんな日がやってきた。スティーブンキングが書いた小説の『クリスティーン』のように、運転手のいない車が街を走ることになる。時代はここまで進んでいる。

 

おいおい、大丈夫なのか日本? マジでそう思ってしまう。既得権益者が新しい芽を摘むという悪習をどうにかしないと、日本という国そのものがガラパゴス化してしまう。


この状態を打開するには、行政サイドが思い切った行動に出るしかないだろうね。選挙の集票を気にしているだけの国会議員には難しいかもしれないけれど。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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