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高羽そらさんインタビュー

AIは人間の命を守ろうとしている

AIの究極的な目的は将棋や囲碁に勝つことではなく、人間の命を守ることだと思う。AIが人類を淘汰するべき存在と認定して攻撃を仕掛けてくるのは、SF映画の出来事でしかない。

 

すでに実用化されている分野として、医師が見落とすような病変を発見することが可能になっている。レントゲンやCT、あるいはMRIの画像を大量に学習させることで、人間では見つけられない病気の兆候を見つけることに貢献している。

 

そしてこんなこともAIによってできるようになるらしい。

 

自殺の防止に役立つAIをアメリカの大学が開発

 

病気や交通事故と並んで、人間の死因の上位を占める自殺。日本でも減少傾向にあるとはいえ、年間で2万人近い人が自殺している。死んだことが確認できない行方不明の人を計算に入れたら、もっと大勢の人が自らの命を絶っているだろう。

 

アメリカでも若い世代の自殺が増加しているらしい。10歳〜24歳の自殺が、2007年から2017年の間に56%も増加していることが報告されているそう。そこで自殺する人を少しでも減らすために、AIを活用することが検討されている。

 

南カリフォルニア大学の研究チームが、自殺を減らすことを目的としたAIのアルゴリズムを開発した。それは「ゲートキーパー」の訓練が可能となる資質を備えた人物を探し出すためのプログラム。

 

「ゲートキーパー」というのは、リンク先の記事で以下のように説明されている。

 

『「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき適切な対応(例えば声をかける、話を聞く、必要な支援につなげる、見守るなど)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられている。WHO(世界保健機関)を始め、多くの国々で自殺対策の分野でも広く使用されている用語、概念であって養成プログラムも実施されている』

 

とても興味深い試みだと思う。自殺をしようとする人に、AIが話しかけたところで止められないだろう。生きている人間が親身になって声をかけることで、自殺を思いとどまらせることができるんだと思う。

 

でも、どんな人が「ゲートキーパー」としての資質を備えていると判断されるんだろう?

 

その部分がめちゃ気になる。基本的にはSNS等の投稿でAIが判断するらしい。Instagramなどもチェックするんだったら、動画や写真も審査の対象になるんだろうね。きっとボクのような凡人にはわからない基準があるんだろう。

 

ただネット世界というのは、ありのままの自分をさらけ出している人は少ない。むしろ本当の自分を隠していたり、他のキャラに成りすましている人のほうが多いだろう。そういう部分も加味されたアルゴリズムなら、マジですごいと思う。

 

地道な活動だけれど、このような試みは大切だと思う。AIが機能することで、一人でも多くの人の命が救われることを心から願っている。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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