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高羽そらさんインタビュー

アーティストはチャネラーかも

小説を書いていると、何をしているときも登場人物のことを考えている。コンピュータに向かっているときだけじゃなく、買い物をしていても、食事をしていても、トイレ中でも考えている。

 

ストーリーが佳境に入ってくると、そのうち登場人物との会話が始まる。ボクがよく会話をするのはお風呂。それも入浴中というよりは、身体を洗い終わってお風呂掃除をしているときが多い。いい例えじゃないけれど、統合失調症のような状態に近い。なぜならマジに会話しているからwww

 

ボクは異常なのかな、とたまに思うことがあった。ところがそうでもないらしい。

 

小説家の多くが「自分が書いている作品の登場人物の声」を聞いているとの調査結果

 

とても面白い記事だった。イギリスの研究チームが、プロの作家にアンケートを取った。その結果がかなり興味深い。

 

『調査の結果、回答した181人の小説家のうち63%が「執筆中に登場人物の声が聞こえる」と答えたほか、15%は「自分自身が登場人物と会話できる」と述べたそうです』

 

なんと3分の2の作家が登場人物の声を聞いている。そのうち1割強の人がボクと同じように会話をしている。メチャ安心した。

 

ある回答者は、複数の登場人物の声を聞き分けることができるそう。それはボクも同じ経験をしている。

 

回答者のうち61%は、自身が書いている小説のキャラクターが自分の手を離れ、キャラクター自身の意思で独立して行動することができたと回答しているそう。中には「彼らは時々、私が頭の中で持っている彼らへの考えが間違っていると教えてきます。彼らは私に対し、自分がそのように振る舞ったり話したりしないと言ってきます」と答えた人もいる。

 

ボクもある小説を書いているとき、登場人物のひとりがクレームを入れてきて、ストーリーを大幅に変更したことがある。これらの会話は、インターナル・モノローグ(内的発話)に関連があると考えられているそう。どんな人も無意識に心のなかで言葉を話している。

 

作家が小説を書くとき、それらの言葉が想像力によってキャラクターの言葉として感じられるのかもしれない。作家のなかには、幼少時にイマジナリーフレンドを持っていた人も多いそう。

 

これはある種のチャネリングじゃないかな? ボクはそう思う。

 

情報の発信者が誰であれ、アーティストはそれを受け取る感受性が高いのかもしれないね。これは作家に限らず、音楽家や画家でも同じだと思う。

 

ただし、ここから先がちがってくる。優れた作家や音楽家は、受け取った情報がピュアなだけでなく、それを形にする能力が秀でているのだろう。だから登場人物と会話できたらからといって、面白い小説が書けるわけなじゃない。

 

努力を伴ったスキルアップなしには、優れた作品が生まれないということ。だからひたすら書き続けていくしかないよね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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