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高羽そらさんインタビュー

時間旅行の証拠は特効薬

京都から神戸へ引っ越してきた14年ほど前は、海外ドラマにハマっていた。きっかけは『CSIシリーズ』なんだけれど、複数のドラマを録画して週を追って観る日々が続いていた。最近はそんな海外ドラマから遠ざかっていた。

 

でも『シャーロック・ホームズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』のドラマを観るようになって、ここ数ヶ月は久しぶりに海外ドラマのブームが個人的にやってきている。

 

14年前と明らかにちがうのはドラマの質の高さ。CSIなどはいかにもテレビドラマという雰囲気だった。だから映画との距離感を感じながらドラマとして観ていた。ところが最近のドラマの映像はマジですごい。コロナ禍もあって劇場での映画公開が延期になった時期がある。

 

そうした事態の影響を受けているせいか、最新のドラマは映画を分割したと言っていいレベルにまで到達している。映画も含めてネットでの配信がメインとなっているので、継続して視聴してもらえるドラマに資金が投入されているのだろう。先週にスタートしたドラマも、2回観ただけで迫力に圧倒されている。

 

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2022年 映画#170

『ペリフェラル ~接続された未来~』(原題:The Peripheral)シーズン1・エピソード2『想いやりボーナス』という2022年のアメリカドラマ。

 

新作ドラマなのでネタバレに注意しようと思いつつ、まだ始まったばかりでボクも疑問だらけ。人物紹介的な内容が中心なので、ネタバレになるような出来事は起きていない。それでも小出しにして核心に近づきつつあるのは確か。

 

前回は主人公のフリンという女性が新しいVRゲームのベータテストに参加した。現実だとしか思えないリアルな世界で、ボクは体外離脱の世界観と重ねて観ていた。だけど恐ろしい出来事に巻き込まれ、2度とこのゲームに参加しないとフリンは宣言する。

 

ところが現実世界(といっても2030年の近未来)で命を狙われる。フリンの殺害に懸賞金が出されていて、プロの殺し屋がフリンだけでなく兄のバートン、そして病気の母まで殺そうとしていた。これがエピソード1の内容。

 

エピソード2では、いきなり戦闘シーンで始まる。フリンの兄のバートンは元兵士で、一緒に集まっていた友人たちも同じ。それも肉体にインプランを埋め込まれた兵士たちで、とにかく強い。暗殺にやってきた刺客を全員返り討ちにしてしまう。

 

そして命を狙われた理由を探るため、フリンはもう一度ゲームの世界へ入る。ところがそこはゲーム内の仮想空間ではなく現実の世界だった。それも2100年のロンドン。過去から未来世界へ侵入するとき、その世界のアバターとなるような肉体を使う。それがペリフェラルと呼ばれている。

 

フリンはそこが2100年の未来だと信じられない。接触してきた連中は、前回にゲームに参加したとき、フリンが関わったアリータという女性を探しているらしい。最後の目撃者がフリンなので、協力してほしいと依頼する。アリータを見たことで、フリンは命を狙われているとのこと。

 

そこで本当に未来へ来たという証拠に、脳腫瘍で余命わずかの母に効く薬をフリンは受け取る。未来にしかない特効薬らしい。そして現実世界に戻ったフリンは母にその薬を注射する。すると母の病気は消えてしまった。ただし、フリンの命を狙う連中は新たな懸賞金を出して彼女の命を狙っている。

 

今回はここまで。こうなったら続きが気になって仕方ない。第3話もすでに配信されているので来週に観るつもり。しばらくこのドラマの世界にどっぷりと浸かりそうだなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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