ソフィア・ケニン、リヨン・オープン優勝!(女子テニス359)
ソフィア・ケニンがリヨン・オープンで優勝です!
まぁ、終わってみれば楽勝ではありましたが、中だるみしてフルセットマッチになるという、全豪オープンでも見られた悪癖が顔をのぞかせた試合でもありました。
ただ、やはりテニスセンスは抜群で、僕はケニンのような攻撃型のオールラウンドプレイヤーが一番好きですね。
また、上述のとおり中だるみはしますが、卓越したラリー戦だけでなく、メンタルの切り替えのうまさもケニンの武器だと思います。
この試合、ラインパーソンがポンコツで、レイトコールや誤審と思われるシーンが散見されたのですが、ケニンも一瞬、いらついたりしてましたが、次の瞬間には涼しい顔でプレーをしています。
これは、ミスをした後も同じです。
ラケットに当たったりはしますが、次の瞬間にはミスのことは忘れてプレーしています。
ただ、ケニンが不動の1位になるためには、くどいようですが上述の中だるみをなくすことと、もう一つは相手のサービスの処理に課題が残りますね。
まず、ボディーサーブへの反応が鈍すぎます。
あと、ブロックリターンがまだ完成されていませんね。
これが相手コートに返球できるようになれば、もっとブレークゲームが増えて、必然的に試合時間も短くなり、体力の温存につながるでしょう。
そのケニンですが、全豪オープンで優勝したときでさえ、目を潤ませる程度で泣かなかったのですが、勝って号泣した試合があります。
その全豪オープン4回戦の対戦相手がココ・ガウフです。
15歳の天才に絶対に負けたくなかったんでしょうね。
言い換えれば、ガウフが天才であることを誰よりもわかっているのがソフィア・ケニンということです。
それがわかっていなかったのが大坂なおみと言ってもいいでしょう。
今後は、セレナとシャラポワ時代が終わり、セレナ後継者のココ・ガウフや大坂なおみvsシャラポワ後継者のアマンダ・アニシモワやソフィア・ケニン時代に入るでしょう。
もっとも、新型コロナウイルスが事実上パンデミックとなった現在、今年はどの程度テニスができるかは不明ですね。
インディアンウェルズを中止したということは、WTAはコロナ対策優先というスタンスだと思いますが、グランドスラムはITFの管轄ですので、全仏オープンとウィンブルドンがどうなるのかは予断を許しませんね。
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