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シャラポワ不在の全仏オープン2017、優勝予想(女子テニス285)

 

いよいよ5月28日から、今年二つ目のグランドスラム、ローランギャロス(通称、全仏オープン)が始まりますので、大外しを覚悟で優勝予想というか、展望を見てみたいと思います。

 

 

その前に、昨年の全仏オープンをご覧になった方はおわかりだと思いますが、クレーコートの場合は天候に大きく左右されます。

 

 

具体的には、「雨が降るか、晴天が続くか」です。

 

 

ちなみに、昨年の全仏オープンは連日の雨で、「土のコート」というよりも「泥のコート」状態でしたので、技巧派の選手はことごとく負けて、パワーテニスのガルビネ・ムグルサがまさかの優勝を飾りました。

 

 

「まさか」と言ったら失礼かもしれませんが、ムグルサはフットワークが良い選手ではありませんし、小技があるわけでもなくスライディングショットも打てませんので、どう考えてもクレーコート向きの選手ではありません。

 

 

むしろ、2015年に準優勝したウィンブルドンのような芝のほうが強い選手であることは、テニスファンなら誰もが知っています。

 

 

そのムグルサが優勝してしまうほどですから、天候を無視して優勝予想はできません。

 

 

もう1つは、逆に天候が良すぎると土が乾燥して、選手は本当によく転倒します。

 

 

2015年の全仏オープンではまったく雨が降らずにコートが乾燥してしまい、ノバク・ジョコビッチが「なぜ、コートにもっと水をまかないんだ」と怒ったくらいです。

 

 

ですから、怪我という予想不可能な事態が発生する可能性も勘案しなければなりません。

 

 

 

 

という前提で、まずは雨が降らずにコートが乾燥した場合ですが・・・。

 

 

ボクの優勝予想はシモナ・ハレプです。

 

 

20150121-1650-0448398

 

 

シュツットガルト、マドリード、ローマと3大会観ましたが、やはりハレプは土に強いです。

 

 

球足が遅いクレーコートでは、一発でウィナーを決めるというよりも、やはりストロークの安定性や、相手のウィナー級のボールを拾えるフットワーク、そしてフラットボールよりも、弾んで逃げていくスピンボールのほうが有効だと思いますが、ハレプのボールのスピン量はかなりありますので、このボールをフラット系でウィナー狙いしたら相手選手はミスをする回数が増えると思います。

 

 

ただ、そんなハレプにも弱点はあります。

 

 

それは、スライスをほとんど打たないことです。

 

 

フォアはもちろん、バックハンドでさえスライスボールを打ちません。

 

 

となると、相手のクオリティが高くなると、「ハレプ・スピン」はフラットボールプレイヤーに打ち抜かれる可能性があります。

 

 

それがまさしく、ローマ・オープン決勝戦で、ハレプは女子テニス界随一のフラットボールプレイヤーのエリーナ・スビトリーナに負けました。

 

 

もっとも、そうは言っても「ハレプ・スピン」を強打したらミスも出ますので、その点も勘案するとシモナ・ハレプが優勝候補の筆頭かなと思っています。

 

 

 

二人目は、クリスティーナ・ムラデノビッチですね。

 

 

実は、テニスそのものは、ムラデノビッチのほうがハレプより強いと思っています。

 

 

ムラデノビッチというと、すぐにドロップショットが頭に浮かびますが、確かにハレプが打たないスライスを多用して相手のハードヒットを封じ込むなどの小技はテニス界No.1だと思います。

 

 

それ以外に、ネットプレーも得意としており、彼女の足元に沈められたボールを柔らかなタッチで返すボレーの技術は、見ていてほれぼれします。

 

 

さらには、ムラデノビッチは「隠れビッグサーバー」で、サーブのスピードは実は、女子テニス界でぶっちぎりのサービスエース女王のカロリーナ・プリスコバより速いです。

 

 

180Km越えのサーブを余裕で打ちます。

 

 

しかも、ムラデノビッチの本当の強さは「小技」ではありません。

 

 

回り込んでのフォアハンドの強打で、ムラデノビッチは実はハードヒッターです。

 

 

要するに、相手のスライスで強打を封じられたらドロップショットで応戦し、コートの中に入ってのネットプレーもできますし、スピンボールを回り込んでのフォアハンドウィナーで仕留めることもできるとなると、普通に考えたら優勝候補の筆頭です。

 

 

しかも、フランスは彼女の地元ですし、昨年はダブルスで全仏オープン優勝を成し遂げた自信もあるでしょう。

 

 

ただ、ムラデノビッチはなんでもできてしまうがために、やはりミスは多くなります。

 

 

今はビーナス・ウィリアムズくらいしか使わないロングボレーもできるがために、逆にドライブボレーを大きく外したりします。

 

 

ボクが見ていてムラデノビッチの最大の弱点は、「うわ、そのミスは相手を助けるでしょう」というプレーが散見されることです。

 

 

確かに、テニスに満塁ホームランはありません。

 

 

しかし、2ランホームランならあります。

 

 

それが、決めていれば自分のポイントなのに、相手にポイントを献上してしまう、スマッシュミスやボレーミスだと思うのですが、ムラデノビッチがこうしたミスをしなければ、ムラデノビッチの優勝は十分にありえると思います。

 

 

もう一つの懸念点はメンタルですね。

 

 

確かに、ペテルブルグオープンで初優勝を飾って、格上の選手相手に力を出せないというメンタルの弱さは克服しましたが

(というよりも、ムラデノビッチがすでに、相手から見たら格上なのですが)

まだ「勝ちビビり」癖が見られます。

 

 

大舞台の全仏オープンの決勝戦で、ムラデノビッチが勝ちビビりする可能性は十分にあると思います。

 

 

 

 

そして、次に雨が降ってコートが重くなった場合ですが、こうなるとパワーヒッターに有利になりますので、ボクはパワーヒッターというよりも、上述したサービスNo.1のカロリーナ・プリスコバが優勝候補の筆頭と考えています。

 

 

Karolina-Pliskova_3075884

 

 

ただし、プリスコバが優勝するためには条件があります。

 

 

それは、格下相手の試合はいいのですが、強い選手と対戦するときには、1stサーブの確率が65%以上必要ということです。

 

 

これがハードコートなら50%でいいのですが、やはりサーブのスピードがそがれる土のコートでサービスエースを量産したり、サーブでラリーの主導権を握るためには、65%ないと厳しいですね。

 

 

実際に、ローマ・オープンのエリーナ・スビトリーナ戦では、1stサーブの確率が50%を下回ったためにスビトリーナに負けました。

 

 

ということで、雨が降った場合は、ボクはプリスコバ一強と考えています。

 

 

もちろん、ガルビネ・ムグルサの優勝もあり得ない話ではありませんが、それはプリスコバがルチッチ・バローニのような一か八かテニスで負けてしまった場合で、ムグルサがプリスコバに勝つイメージはありません。

 

 

あとは、天候はともかく、オールラウンドプレイヤーのエリーナ・スビトリーナとキャロライン・ウォズニアッキがどう絡んでくるかでしょうか。

 

 

また、これは予想ではありませんが、シンデレラガールの登場も面白そうですね。

 

 

チャールストンで優勝したダリア・カサキナを筆頭に、ダリア・ガブリロワ、キキ・バーテンス、ユージニー・ブシャール、そしてカロリーナ・プリスコバのお姉さんのクリスティーナ・プリスコバなどなど。

 

 

ただ、ベテランの優勝だけは勘弁してほしいと思っています(誰とは言いませんが(笑)

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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