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老害について考えさせられたクビトバ対ケルバー戦 武漢オープン最終回(女子テニス186)

 

「老害」という言葉があります。

 

 

ボクはあまり好きな言葉ではなく、対義語は「年の功」でしょうか。

 

 

ただ、森喜朗オリンピック大会組織委員長を見ていると、老害は確実にあります。

 

 

森喜朗のように自分の面子しか考えない老害もいますが、世の中の変化についていけない老害もいます。

 

 

女子テニスは誰が支配しているのかわかりませんが、テニス全般の人気がなだらかに下降する中、女子テニスはもはや凋落状態ですが、ボクは「無駄に試合時間が長い」ことも要因の一つだと思っています。

 

 

実際に、今の10代は2時間の映画の視聴にすら耐えられないという人がゴロゴロいます。

 

 

また、SNSとかゲームとか娯楽が多様化した中で、世の中は便利になっているのに、皮肉なことに現代人は時間的なゆとりを奪われています。

 

 

ボクは思います。

 

 

こんな時代に、3時間20分も試合をしているテニスは、ある意味時代の変化に取り残されたスポーツだと。

 

 

もっとも、お偉方は気にかけないITF下部大会や、12月に開催されるIPTLなどで、時間短縮の試みは行われているのですが、肝心のプレミアトーナメントはなに一つ変わっていません。

 

 

グランドスラムにいたっては、ファイナルセットはタイブレークすらないという状況はまったく変わりません(全米オープンを除く)。

 

 

あくまでも個人的な意見なので、違う考えの方もたくさんいらっしゃると思いますが、ボクは次の3つを考え直したら、テニスはより面白いスポーツになると考えています。

 

 

1. デュースは3回まで。4回目はディサイディング・ポイントで取った方の勝ち

 

 

2. ゲームカウントが5-5でタイブレーク

 

 

3. 3rdセットは4ゲーム先取。もちろんタイブレークあり

 

 

こうすれば、確実に長くても2時間、通常の試合は80分程度で終わるでしょう。

 

 

確かに野球は3時間以上かかりますが、ボールが動いている時間は30分しかありません。

(ピッチャーの投げる球を0.5秒として計算すれば、いとも簡単にわかります)

 

 

しかも、今でこそスポーツ選手の喫煙は考えられませんが、昔は自チームの攻撃で明らかに打順が回ってこないときには、ベンチ裏の喫煙所が試合中の選手たちで溢れていたそうです。

(確か、駒田選手がテレビで言ってました)

 

 

だからこそ、野球は連戦ができるのです。

 

 

今回のペトラ・クビトバ vs アンジェリック・ケルバー戦。

 

 

試合の終盤にクビトバが、多分痙攣だと思いますが、サーブがまともに打てなくなりました。

 

 

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もちろん、その前の41本のラリーが響いてはいるのですが、試合開始早々、13分のロングゲーム。

 

 

ちなみに、上述の「1」のルールを採用していれば、どんなにもつれても5分で終わります。

 

 

ボクがこうした思いを強くするのは、ボクが中学、高校とバレー部だったからです。

 

 

当時は、サーブ権を持った側が決めたらはじめて1点で、サーブ権が行ったり来たりして、とんでもないロングゲームになることも日常茶飯事でした。

 

 

ボクは、小学校時代は少年野球と陸上部を掛け持ちしていたので、野球で使う体力とバレーで使う体力の違いはよくわかっていました。

 

 

同じ2時間のゲームでも、バレーボールのほうが10倍疲れます。

 

 

というか、野球だったら10時間できます(ピッチャーを除く)。

 

 

試合内容が凡戦だったこともあり、ちょっと悔いの残る3時間20分を過ごしてしまったので、今週はテニスはもうお休みして、来週の北京オープンを楽しみにします。

 

 

テニス連盟には、なによりも選手の健康を第一に考えてほしいですね。

 

 

真面目な話、バレーボールのように根本からルールを変えないと、テニスというスポーツは恐らくすたれてなくなることでしょう。

 

 

アマチュアテニスは残るかもしれませんが。

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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