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小保方晴子、『あの日』。STAP現象はある

 

すでに、 こちらのブログ で、小保方晴子さんの『あの日』について触れていますが、彼女が瀬戸内寂聴さんと雑誌で対談するなど、徐々に風向きが変わりつつあるので、今後マスコミの後追いをしないためにも、現時点での自分の推論を述べたいと思います。

 

 

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まず、こと論文に関しては、やはり小保方さんの責任は極めて大きいと思います。

 

 

写真の盗用、切り貼りなどのねつ造をしたのは彼女ですから。

 

 

また、小保方さんのファンには申し訳ないのですが、ボクは彼女は個人的には苦手なタイプです。

 

 

「自分、大好き!」「私ってすごい!」臭がプンプンして、生理的に受け付けません(別に彼女に嫉妬しているわけではありません)。

 

 

ただ、あまりに無責任な論文を発表したということで、「割烹着がどうの」とかならワイドショーネタとしてはまだしも、彼女の研究が全否定され、窃盗犯扱いまでされたのは、やはり公平性に欠けていたと思います。

 

 

まず、今回の件がそもそもややこしかったのは、小保方さんが作ったのは(その現象を見たのは)、STAP細胞ではありません。

 

 

STAP現象です。

 

 

そして、その現象で確認できた細胞を元に、STAP肝細胞を作り、それが増殖してあらゆる臓器になれれば、それがSTAP細胞であり、天地が引っくり返るほどの世紀の大発見になるわけです。

 

 

ですから、亡くなった笹井さんは、明白に「STAP現象」と「STAP細胞」という言葉を使い分けていました。

 

 

そして、失敗に終わったとされている再現実験でも、小保方さんは実験結果をSTAP現象にまで導いています。

 

 

ちなみに、彼女が200回以上作ったとされるSTAP細胞も、厳密にはこのSTAP現象のことです。

 

 

今さらですが、ボクもこのときに気付くべきでした。

 

 

小保方さんは、STAP現象は作れると。

 

 

ところが、ボクが誤解したのは、やはりマスコミの報道が原因でした(ボクが、頭が悪すぎました)。

 

 

マスコミがSTAP現象とSTAP細胞は別物であることを喧伝しなかったのは、最初は発見者が若き女性であることを報道した方が視聴率が取れますし、その後は、すべて小保方さんに罪を被せてバッシングしている方が視聴率が取れたからです。

 

 

いずれにしても、実験のプロセスが若山教授に移って、その結果がES細胞の混入ということになったわけですが、ボクも含めて当時は、小保方さんが前もってES細胞を混入させて若山教授に渡した、すなわち、若山教授をはめたと誰もが思いこみました。

 

 

しかし、今思い返せば、ボクには2回、熟慮するチャンスがありました。

 

 

一度目は、笹井さんの記者会見で、記者から、「小保方さんが、ES細胞を混入させて若山教授に渡したという可能性は?」と問われた笹井さんは、科学者の尊厳を持って断言しました。

 

 

「それは、絶対にありえません。受け取った細胞にES細胞が混入されていたら、世界の若山が気付かないはずはない

 

 

もう一回は、ワイドショーで司会からコメンテーター、科学者もどきまで全員で小保方叩きにいそしんでいたときに、あるゲストの科学者が言いました。

 

 

「小保方さんがES細胞を混入させたという可能性はほぼ皆無。なぜなら、彼女にはそんなテクニックはないからだ」

 

 

この発言にはスタジオ中興ざめで、ボクがその科学者を見たのはそれ一度きりです。

 

 

普通に考えて、干されたのでしょう。

 

 

では、誰がES細胞を混入させたのか?

 

 

そもそも、仮に小保方さんがES細胞を扱えないとしたら、なぜ彼女の実験室に若山研のES細胞があったのか?

 

 

本当に、小保方さんが盗んだのか?

 

 

もちろん、ボクにはわかりません。

 

 

また、たとえSTAP現象があるにしても、細胞を初期化しても、それが増殖しないことには、世の医学に役立つわけでもなく、研究者のただの自己満足の域は出ません。

 

 

ただ、「科学史の三大ねつ造」の烙印を押されてしまったあの「STAP細胞事件」は、なにかが(誰かが)おかしいです。

 

 

もちろん、自分なりに色々と推論は立てていますが、門外漢の意見を述べても仕方がないのでやめておきます。

 

 

ただ、ボクは、「自分が真実だと信じたこと」を信じぬきたいと思います。

 

 

 

 

→ 『あの日』小保方晴子著

 

 

 

 

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1-2 マクロを含むブックを保存する/開く
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1-4 マクロを編集・実行・登録する
1-5 マクロの構成と基本用語
1-6 Visual Basic Editorの基礎知識
1-7 エラーへの対処とイミディエイトウィンドウ

 

Chapter 2 VBAの基本構文を理解する

2-1 マクロの記録の限界
2-2 VBAの基本用語と基本構文
2-3 オブジェクトの親子関係
2-4 コレクションを操作する(すべてのブックを閉じる)

 

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3-1 ブックを開く/閉じる
3-2 ワークシートの印刷プレビューを実行する
3-3 ワークシートを削除する
3-4 ワークシートを表示/非表示にする
3-5 シートを扱うときの注意点

 

Chapter 4 セルをVBAで操作する

 

Chapter 5 変数を理解する

 

Chapter 6 条件分岐を理解する

 

Chapter 7 繰り返し処理(ループ)を理解する

 

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Part2 実践編

 

Chapter 9 変数の上級テクニックとユーザー定義定数

 

Chapter 10 ユーザーフォーム

 

Chapter 11 基本的な入力や表示を行うコントロール

 

Chapter 12 選択を行うコントロール

 

Chapter 13 その他の便利なコントロール

 

Chapter 14 文字列を操作する関数

 

Chapter 15 日付や時刻を操作する関数

 

Chapter 16 その他の便利な関数

 

Chapter 17 マクロの連携とユーザー定義関数

 

Chapter 18 イベントマクロ

 

Chapter 19 エラー処理

 

Chapter 20 画面表示と組み込みダイアログボックス

 

Chapter 21 グラフをVBAで操作する

 

Chapter 22 ファイルの操作

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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