開いた口がふさがらない…
少し雲は多いですが、神戸は梅雨明けして夏らしい気候です。盆地特有の京都の暑さで育ってきていますから、平年並みの暑さなら神戸は快適に過ごせます。京都は冬も底冷えで厳しい気候ですから、京都で暮らせればどこでも快適に過ごせると聞いたことがあります。確かにそうかもしれませんね〜
今朝の散歩で自宅を出たところの写真です。夏らしい雰囲気を感じますね。蝉しぐれが気持ちいいです。
でもなかなか蝉の姿が見つかりません。抜け殻はたくさんあるのですが、本体は声ばかり。ようやく妻が見つけてくれました。
ちょっとわかりにくいですが、写真の中央にいます。クマゼミですね。私が子供の頃はアブラゼミやミンミンゼミが主流でしたが、今はほとんどクマゼミです。生態系も変化しているのでしょう。もう少しすると、自宅近くはミンミンゼミが元気な声を聞かせてくれます。そしてツクツクボウシの声が聞こえてくると、夏も終盤になってきますね。そういえば、今年はまだヒグラシの声を聞いていないなぁ。
さて開いた口がふさがらないというタイトルは、先日借りたスピ系の本です。図書館で検索してタイトルだけで借りるのですが、時々どうしようもない本に出会います。タイトルと出版社で大丈夫かなぁと思ったのですが、久しぶりに開いた口がふさがらないほど酷い本でした。
ただ内容がつまらないとか、興味を持てないくらいならいいです。ところがその本は悪意さえ感じるほどでした。スピリチュアルに関心を持ち始めた人がうっかり読んでしまうと、ある意味危険だと感じるほどの内容です。
自分の言っていることが何よりも正しく、それを高次の存在や宇宙人を引き合いにだして強化しているパターンです。日本人ではないので翻訳した人の文章が出ているかもしれませんが、ソフトな文章で全体を装いながらも、私が全てを教えてあげましょう的なスタンスなのですよね。
手持ちの本がなかったので仕方なく読んでいましたが、半分くらいで気分が悪くなってきました。今日買い物に出たついでに、図書館に返してきました。やれやれ、まだあんな本を書く人がいるのですね〜〜
もうひとつ開いた口がふさがらなかったのは、先ほど見たTwitterのニュースです。「脱法ドラッグ」の新名称は「危険ドラッグ」とのこと……。
あまりのセンスの無さに、しばらく目を疑いました。これでその危険性が表現できているつもりなの? 小学生が考えたのかと思いましたよ。確かに「脱法ドラッグ」や「脱法ハーブ」という言葉からは法に触れないという印象を抱かせますが、言葉だけの問題ではないと思います。
次々と法律の隙間を見つけて新しいドラッグが出回るわけですから、もっと抜本的な対策が必要なのではないでしょうか。名前を変えただけで、そうしたドラッグに手を出す人が減るとは思えないのですけれどね〜
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