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高羽そらさんインタビュー

今日のウィルバーくん 3.3

「スピリット」という言葉が、ウイルバーの文章には頻繁に登場します。単純に日本語に訳してしまうと「魂」という言葉になりますが、そこから来るイメージは、まだ「個」を感じさせます。

 

しかしウィルバーが語る「スピリット」は「普遍的な意識」とでも置き換えたほうがマッチします。物資宇宙が存在する以前よりあり、宇宙が消滅した後も存在するものです。たった一つのワンネスを言い表したものが、彼が使う「スピリット」という言葉の意味です。

 

ウィルバーは「スピリット」が物質に降りていく過程を内化(インヴォリューション)と呼び、物質の目的は進化(エヴォリューション)によって「スピリット」に帰還することである、と言っています。肉体という物質と同一化している私たち人間は、進化によって「スピリット」に帰ろうとしています。しばらくはこのスピリットの内化と進化について見ていきます。

 

〜以下抜粋。

 

進化を、活動している「スピリット」、創造している神として考えると、もっとも良い。「スピリット」は発達のあらゆる段階で展開している。すべての展開プロセスにおいて、「スピリット」はより多く顕現し、よりよく自己を認識する。

 

「スピリット」は、何か特定の段階でもなければ、お好みのイデオロギーでもなく、また特定の神や女神でもなく、それ自身の展開の全プロセスに内在している。それは有限なるもののどの段階にも現前する無限のプロセスである。しかし、進化の開け、広がりにおいて、より多く自己を顕現するのである。

 

〜以上抜粋。ケン・ウィルバー著『万物の歴史』より。

 

「スピリット」の進化について述べている文章です。少しずつこの「スピリット」のイメージに慣れていただくために、この文章を最初に持ってきました。

 

重要なポイントは、「スピリット」は特定の言葉や概念で説明できるものではない、ということです。物質世界は有限です。現れては消えます。それは動物だけでなく、植物や鉱物も同じです。そうした有限なるもののすべてに、現前しているものが「スピリット」だとウィルバーは言っています。

 

つまり、この世界のなかで「スピリット」でないものなど存在しない、ということです。私たちが『自我』という分離した意識で世界を見ているから、そのことが理解できないだけです。それが理解できると、「すべては一つである」と認識できるのでしょう。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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