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高羽そらさんインタビュー

モモに会えたけれど……

午前中は青空が広がっていましたが、夕方になって雲が厚くなってきました。夜には雨が降るようですね。

 

まだ冬が少し残っていて、朝からずっとパソコンに向かっていると肌寒さを感じます。でも床暖房を使うほどではないので、仕事のしやすい気候になってきました。しっかり集中していきたいと思っています。

 

でも集中ばかりでは疲れますから、料理を作るのはいい気分転換になります。今日のランチは最高でした。妻とサンドウィッチを作りましたが、昨日の買い物でベストの材料を揃えました。とってもいいハムを売っているお店を見つけたのです。まったく食品添加物が入っていません。

 

添加物が入っていないハムって、普通のスーパーではなかなか手に入らないのですよね。そしてそのお店は上質なナチュラルチーズも置いています。厚めにスライスされた商品があって、それも一緒に購入しました。

 

もうめちゃくちゃ美味しかったです! 値段は少し張りますが、いい材料を使うと本当に美味しい。そして何よりも、心が満たされます。晴れやかな気分になって、全身からエネルギーが湧いてくるような気がします。美味しく気持ち良く食べることができると、本当に幸せを感じます。

 

さて、今日の午後に映画を観ました。先日にTSUTAYAで借りてきたDVDです。

 

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『モモ』という1986年に公開された西ドイツとイタリアの合作映画です。

 

先日にこの映画の原作を読んで、あまりに感動したので映画を探しました。やっぱり原作を読んでから映画を観るほうが楽しいです。私が頭に描いたイメージと映画とのギャップを楽しむことができますから。

 

この映画に関して言えば、登場人物のイメージはピッタリでした。それだけ原作者のミヒャエル・エンデが素晴らしい作家だということでしょう。読者の受け取るイメージがしっかりと固定されているのだと思います。

 

原作と違う部分はいくつかありました。モモの親友であるジジという青年は、原作では有名作家になりましたが、映画では有名なミュージシャンでした。映画的にはそのほうが効果的かもしれません。

 

そしてもう一人の親友である老人のベッポが、その作家的な要素を受け継いでいました。掃除夫であることに変わりませんが、モモに物語を語っていましたからね。その他の人物も、ほぼ私のイメージしたのと同じ雰囲気です。

 

でも映画的には、ちょっぴり残念な作品になっていました。これは映画特有の事情があるからです。

 

一つは時間が少ないことです。限られた時間で映画を仕上げようとすると、どうしても原作から逸脱しがちです。ところがこの映画は、できる限り原作に忠実に再現しようとしているのを感じました。そのことがセリフでわかります。原作でのセリフがそのまま使われていました。

 

ところがそれが失敗の原因だと思います。すべてを網羅しようとするから、どうしてもダイジェスト的になるのです。薄っぺらい印象を感じてしまいました。原作の素晴らしさを知っているから、なおさらそう感じるのだと思います。

 

もう一つは映像技術の問題です。ファンタジー映画ですから特撮が重要です。時間どろぼうたちの世界や、マイスター・ホラという時間を作っている存在が暮らす世界が登場します。さらに甲羅にメッセージを表示する、カシオペアという亀も登場します。モモがラストで空を飛ぶシーンもあります。

 

それらすべてがダサい。予算をかけられなかったのかもしれませんし、当時の技術的な限界もあるでしょう。もしこの映画がここ数年に作られたとしたら、もっと素晴らしい映像になっていたと思います。

 

原作を読んで大好きになったモモに映像で会えたのですが、ちょっと残念だった気がします。映画というのは、原作にとらわれずに作るべきなのかもしれません。そんなことを考えさせられた作品でした。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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