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高羽そらさんインタビュー

コロナは生態系を守るチャンス

思わずタイトルを二度見した記事がある。だけど記事を読んで、その真意に納得した。

 

タイのヤドカリが「貝殻不足」で困窮、政府は貝殻を散布して対応

 

タイ政府が行ったユニークな取り組み。ヤドカリが増えて、貝殻不足が起きているそう。それで政府は貝殻を散布した。

 

日本などで生き物の数が増えると、自動的に『駆除』という行為が発生する。ところがタイ政府は増えたヤドカリを駆除するどころか、彼らが安全に暮らせるように貝殻を散布した。なんて優しい行為なんだろう。

 

ボクが子供のころ、夏に日本海へ海水浴に行くとヤドカリを見るのが楽しみだった。それぞれにお気にりの貝殻を見つけ、そのなかで暮らしている。その様子が面白くて、つい捕まえては観察していた。つまりここにヤドカリが増えた理由があるらしい。

 

新型コロナの感染拡大によって、タイに入国する観光客が減少した。このヤドカリ保護が行われたタイの南部にあるランタ島は、ダイビングスポットとして年間で4000万人の観光客が訪れていたそう。ところがコロナで外国人がこない。

 

それゆえヤドカリが増えたのだろう。人間の存在によってヤドカリは増えることができなかったということ。観光客が消えたことで、本来の生態系に適したヤドカリの数に戻ろうとしている。その増加に貝殻が追いつかないということらしい。

 

タイ政府としては、コロナの感染拡大は生態系を保護するチャンスだと見ている。大勢の観光客が押し寄せることで、本来の自然が破壊されてきた。だからこそこのチャンスに、少しでも生態系をあるべき姿に戻そうとしている。だからヤドカリのために貝殻を散布した。

 

タイではそうした試みが続けられていて、絶滅危惧種の海洋生物たちが戻ってきているそう。素晴らしいことだよね。

 

だけどいずれ観光客は戻ってくる。そうでなければ観光に依存している国は立ちいかなくなるだろう。ただ観光客が激減しているいまだからこそ、できることがあるような気がする。そのひとつとして生態系を保護することは最高の取り組みだと思う。

 

それ以外にもできることがあるはず。観光業のあり方や、今後の展望等を含めて、政府や自治体レベルで取り組めることがあるように思う。日本でもこの機会に何らかのアクションを起こすほうがいいと思う。

 

コロナ禍で下を向いているだけじゃなく、活用できる部分にも目を向けるべきかもしれないね。とにかくタイ政府の優しさに感動した記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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