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高羽そらさんインタビュー

美女を見たかっただけなのに

先日『AVA/エヴァ』というジェスカ・チャスティン主演の映画を観たとき、彼女の母親役を演じていたジーナ・デイヴィスを久しぶりに見た。彼女が63歳のときに公開された作品なので、ボクがイメージしているジーナではなかった。でもいい雰囲気で年齢を重ねているなぁと思った。

 

そこで彼女の若いころの作品が観たくなった。ちょうど昨年に録画して置いてあった作品に彼女が出演していた。ジーナが30歳のころの作品で、美女を見ようとワクワクしながら映画を見始めた。だけどチョイスを誤ったかも。

 

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2023年 映画#5

『ザ・フライ』(原題:The Fly)という1986年のアメリカ映画。いわゆる『ハエ男』の映画で、1958年に公開された作品のリメイクになるそう。最近のホラー映画はR指定等の表示がきっちりしている。でもこの80年代頃のホラー作品は、エグい割にはあまり警告的なものが出ない。だからうっかりと観てしまった。

 

写真でもわかるように、かなり怖い雰囲気。でもこれはまだマシなほうで、本格的にハエ男に変身するシーンは食事中なら無理かも。結果として死人は出ない作品なんだけれど、とにかく映像がひたすらエグい。美女を見るつもりで観たのに、目を背けてばかりだったwww

 

このハエ男はセスという天才科学者。テレポーテーションの装置をこっそりと発明した。完成するまで公開するつもりはなかったけれど、あるパーティーで知り合ったヴェロニカという女性記者に惚れたセスは、彼女にだけその秘密を教える。ちなみにセスを演じているのはジェフ・ゴールドブラム、彼もボクの大好きな俳優。だからキャストとしては最高だったんだけれどね。

 

二人は愛し合い、停滞していた生物のテレポートにも成功。だけど過去の恋愛を清算しようとしたヴェロニカの行為を誤解したセスは、酔った勢いで自分が実験台になった。そのときハエが紛れ込んだことで、セスとハエの遺伝子が融合してしまった。それで生まれたのが『ハエ男』だった。

 

結末として自分をコントロールできなくなったセスは、ヴェロニカに自分を殺すように依頼する。それでセスは死ぬけれど、ヴェロニカのお腹には彼の子供がいた。その子供は人間としてのセスの子供か、それとも『ハエ男』の子供なのか? ということで続編につながるらしい。

 

もちろんボクの当初の目的は果たせた。30歳のジーナ・デイヴィスは最高にセクシーで、ベッドシーンもあって満足。本当に綺麗な女優さんだと思う。ジェフ・ゴールドブラムも素晴らしい演技で、肉体に異変を覚えて動揺していく様子がとてもリアルだった。

 

ただ最初に書いたように、とにかくエグい。スプラッター・ムービー的な要素が強いので、二回観たいとは思わない作品だった。この当時の特殊効果としては、よくできていたと思う。でもこの二人が出演していないから、続編は観ないだろうなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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