ソ連時代の負の遺産
今日の神戸は完全に夏。朝から梅雨前線が日本海に北上しているので、温かい湿った空気が太平洋から吹き付けている。神戸は30度を超えたくらいなのでまだ大丈夫。だけど山を超えた兵庫県の豊岡ではフェーン現象で猛暑日になっているかも。
そんな暑い今日もひたすら仕事。それでも予定より早く終わりそうな見込みになってきた。明日には決着をつけられるかな。といってもここからキャッチボールが続くので、また来月になればボールがこっちに投げられるだろうけれどね。
ここのところ就寝前まで仕事をしているので、ミューナはかなりご機嫌ナナメ。就寝前は読書の時間で、ミューナはボクの両足の間で眠るのが習慣だったから。それができないので、今日は昼間から甘えてばかり。明日の夜はいつものように読書できると思うから、今夜だけ我慢してね。
さて、ドラマの感想だけ記録しておこう。
2023年 映画#95
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン3:エピソード4『死の番人』という2022年のアメリカドラマ。前作までの感想は『ドラマもロシア対NATOの図好き』という記事に書いているの参照を。
ジャック・ライアンのドラマシリーズの最新作。チェコを巻き込んで、ロシアとNATOが戦争をするかもしれないというドラマ。今回でちょうど半分なので、ようやく対立する組織の実態が明らかになった。それは1969年時代のソ連時代にさかのぼる。
エピソード1の冒頭でこの時代のことが紹介されている。1969年は冷戦時代で、ソ連は敵に探知されないステルス機能のある核兵器を開発していた。ところが失敗したことにより中断。これがソコル計画で、当時の研究者は軍によって全員射殺された。
この時に上官の命令で射殺を命じたのが、現在のロシア諜報部の責任者であるルカ。彼はソコル計画が再び動き出したことを知り、ロシアの暴走を止めようとしている。
一方ソコル計画を進めてソ連時代の栄光を取り戻そうとしているのがペトルという高齢の男性。ペトルは1969年にソ連兵で、ソコル計画に関わっていた。ルカに研究者を射殺することを命じられたが、そんなことはできないと拒否して撃たれる。なんとか逃げたペトルはソ連を離れてチェコで暮らしていた。
そのペトルは、今のチェコ大統領であるアレナの父親。つまりペトルは娘にNATOのミサイルを配備させて、それを理由にロシアに東欧を攻撃させるつもりだった。戦争を避けようとする女性大統領の父が、実は黒幕だったという真相。後半がどうなっていくのか楽しみ。
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