個性
セルフブランディング
要するに、何か自分の強みを打ち出していくことが、世に出ていくための手法として多用されているようです。
例えば地域おこしも、○○といえばこの地域!といった看板商品を作ろうと各地方自治体が知恵を絞っています。
加工品だけではなく、農産物もそう。
野菜、というだけではなく…一昔前で言うならば、長野県の高原野菜というようになにか統一感のある野菜作りをしてそれをアピールしていこうという動きが出てきています。
埼玉県の、欧州野菜栽培もそのひとつ。
総務省の家計調査の2010年~12年までの平均値でさいたま市のスパゲティ、チーズ、ワインの1世帯当たり年間支出金額、購入数量が全国の都道府県庁所在地と政令市でいずれも10位以内に入っていたこと、市内のイタリア料理店経営者に実行力のある人がいたことなどがきっかけとなり、市内のレストランや農家、種苗メーカーなどで「さいたまヨーロッパ野菜研究会」が結成されたのが2013年秋。
イタリア料理やフランス料理の材料として使われている欧州原産の野菜を、さいたま市内で地産地消させることを主な取り組みとしてスタートしましたが、県内に留まらず、都内のレストランからも引き合いがあるようです。
今まで目にしたことのないような野菜も多数…多分、料理人的視点で言うならば、今まで手に入らなかったような食材が多数といったことになるのでしょうね。
より本格的な欧風料理が楽しめるようになりそうですね、今後に期待しています!