至福
某テレビ番組で、和牛と一般的な海外の牛肉の違いを外国人目線で取り上げていました。
彼らは焼き上がった和牛の霜降り肉のステーキを美味しいと食べるのですが、生の状態で見ると脂身が多くて「体に悪そう」と感じるというシーンがあったり、
放牧せずに、狭い牛舎で飼育し、餌としてビールを与えることに「人間でもビールは高いと第三のビールで済ますのに…」と驚いたり、
日本人だとアレはそういうものだと思い込んでいるので流してしまっていたようなことに大きなリアクションがあるので、ある意味新鮮でした
最後に、和牛を食べると幸せな気分になるのは理由があるとして、脂質に含まれる脂肪酸(必須脂肪酸)のアラキドン酸がアナンダマイドという成分に変化し、これが不安や恐れを軽減し、幸福感や高揚感をもたらすから、と見識者が説明するシーンがありました。
アナンダマイドは「至福物質」とも呼ばれているとか…それでか、一魂の和牛のボロネーゼを食べて、いつもより幸せな気分になれたのは
アラキドン酸は脂質の中でも特に肉類に、そして卵に多く含まれているのだそうです。
その昔、木の根っこを食べるヒトと肉を食べるヒトがいて、生き残って我々の先祖になったのは肉を食べるヒトだったそうです。なるほど、肉を食べるヒトの方が生きる力が強かったのには、理由がありそうですね
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