ウィンブルドン2017の優勝候補はクビトバとプリスコバ!そして世界ランク1位はプリスコバ!(女子テニス305)
今日からウィンブルドンが始まりますが、ボクの優勝予想はタイトル通りペトラ・クビトバかカロリーナ・プリスコバです。
理由を仔細に書くと長くなりますので、全仏オープン後にノッティンガム、スヘルトーヘンボス、バーミンガム、マヨルカ、イーストボーンと5大会ありましたが、単純にクビトバとプリスコバが頭一つ抜けていたこと。
そして、その5大会の中でプレミアレベルの大会は2つですが、バーミンガムではクビトバが、そして、イーストボーンではプリスコバが優勝していますので、多くの方がこう予想すると思います。
唯一、イーストボーンで優勝した後にウィンブルドンでも連続優勝した例は過去にほとんどないのがプリスコバにとってはイヤなデータですが、驚異的にフィジカル、メンタルが強いので、あまり過去の記録は参考にならないと思います。
この2人でないとしたら、もはやまったく想像がつきません。
僕の一押しのエリーナ・スビトリーナに頑張って欲しいところですが、足のかかとの怪我で一度はウィンブルドンを辞退する可能性にも言及していたので、残念ですがあまり期待できないと思います。
もっとも、かかとの怪我が完治しており、ウィンブルドンでその怪我がぶり返さなければ、当然スビトリーナにもチャンスはあると思います。
それよりも、いよいよ女子の世界ランク1位争いが混沌としてきたのですが、ボクはあまりポイント計算が好きではないので(一応、算数はできます(笑)、ざっくりとウィンブルドン後の世界ランク1位を予想してみたいと思います。
まず、上位3人の現在のポイントは以下のとおりです。
1位 アンジェリック・ケルバー 7,035
2位 シモナ・ハレプ 6,920
3位 カロリーナ・プリスコバ 6,855
上位3人がわずか180ポイントの中でひしめいており、同着1位状態です。
そして、1位のケルバーですが、ボクは3回戦、よくてもベスト8と見ています。
仮にベスト8でも、昨年準優勝しているケルバーは870ポイントを失います。
そして、プリスコバは昨年、2回戦で敗退していますので、万が一1回戦で敗れても、失うポイントは60ポイントですので、ケルバーはプリスコバに抜かれるというかなり厳しい状況です。
昨年同様にケルバーが準優勝しても、ケルバーのポイントは増えませんので、プリスコバがベスト16に勝ち進んだ場合でもケルバーはプリスコバに抜かれます。
要するに、ケルバーが1位をキープするのは、優勝して昨年との差し引きで700ポイントを稼ぐか、最低でも準優勝して、ケルバーとハレプがともに早期敗退するケースしかありません。
そう考えると、ケルバーの1位陥落は確実と見ています。
そして、まったく話に出てこないハレプですが、ハレプは昨年ベスト8ですが、今年はその前にクビトバが立ちはだかりますので、ハレプもポイントを積み上げるのは難しいと思います。
そうなると、ウィンブルドン後の世界ランク1位はカロリーナ・プリスコバが濃厚と見ていいでしょう。
ハレプにとって問題なのは、もしプリスコバがウィンブルドンを優勝して1位を取ったら、ウィンブルドン後のハードコートシーズンでプリスコバが大コケしてポイントを大量に消失してくれないと、より詳しく言えば、プリスコバが昨年優勝したシンシナティ・オープンや、準優勝した全米オープンあたりでコケてくれないと、彼女のテニス人生で世界ランク1位が取れない可能性が出てくることです。
ボクは、その可能性が50%、そして、秋に一時的にハレプが1位になる可能性が50%と見ています。
当然ですが、現在のケルバーの7,035ポイントの中には昨年優勝した全米オープンの2,000ポイントも含まれています。
そして、ケルバーはその全米オープンを最後に優勝が一度もありません。
すなわち、スビトリーナなどが台頭している現在、ケルバーの1位復帰はもうないと考えています。
まあ、あくまでもボクの予想ですのでどうなるかはわかりませんが、たとえ1週間でも世界ランク1位になれば、「元世界ランク1位」という肩書は死ぬまでついて回ります。
そういう意味では、全仏オープンで優勝していれば1位だったハレプとしては、今年中に是が非でも1位になりたいと思っているのは間違いないわけですが、彼女のテニス人生でもしかしたら今年が1位になる最後のチャンスかもしれませんね。
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