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高羽そらさんインタビュー

今日の言葉 7月29日

『あらゆる尺度を超えた無限の広がり』

 

死によって誰かを失うと、どうなりますか? まず麻痺感という反応に見舞われます。そしてそのショック状態から抜け出すと、悲しみと呼ばれるものが起こります。つまり何の支えもなく、突然独りにさせられ、全く孤独に、空っぽになってしまうことです。

 

さて、重要なのはその虚しさと共に生きることです。何の反応も起こさず、合理的な説明もせず、霊媒師や転生論、その他諸々のばかげたことに逃げ込まず、ただ、虚しさと共に生きること、全身全霊を傾けて、それと共に生きることです。そして少しずつ着実にその中に入っていけば、悲しみの終わりが存在することに気がつくでしょう。

 

単なる言葉の上だけでの終わりではありません。逃避したり、ある概念と一体化したり、ある観念に強い関心を持つことによってもたらされる表面的な終わりではありません。そうすれば、守らなければならないものなど何もないことがお分かりになるでしょう。なぜなら精神はすっかり空っぽになり、その虚しさを埋めようとするという意味では、もはや反応しなくなるからです。

 

かくして全ての悲しみが終結すると、その時、あなたは新しい旅に踏み出しています。そう、始まりもなければ終わりもない旅です。そこにはいかなる物差しでも測ることができない、無限の広がりがあります。しかし悲しみがすっかり終わっていないと、その世界に足を踏み入れることは絶対にできません。

 

〜クリシュナムルティ著『四季の瞑想—クリシュナムルティの一日一話』より〜

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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