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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.71

いつか地球から国境が消えればいい。それはわたしの願いです。物理的な境界線なんてナンセンスですからね。そんな未来がやってくる可能性を感じさせてもらえる記事を見ました。

 

エストニアはなぜ”IT”先進国になったのか

 

わたしは不勉強でよく知らなかったのですが、バルト三国のひとつであるエストニアはITの先進国だそうです。多くのベンチャー企業が立ち上げられ、電子政府制度が確立しています。個人に与えらえたIDで選挙の投票も納税も行うことができます。マイナンバーの導入でワァワァ非難する人たちが多い日本では、とても考えられないほどうらやましい状況です。

 

その理由を記事で知って驚くとともに、とても納得できました。IT産業に特別な税金をつぎ込んでいるとか、カリスマ的な技術者がいたというような理由ではありません。エストニアという国そのものが、そうならざるをえない歴史を持っているからです。

 

エストニアにはふたつの独立記念日があります。1917年にロシア帝国が崩壊して独立した日。そして1991年にソ連が崩壊して独立した日です。常に大国の脅威にさらされ、ロシアだけではなくドイツやスウェーデンなどからも侵略や支配を受けてきました。

 

小国のエストニアにとって、独立してからも再び侵略に怯える日々でした。そんな危機感から生まれたのが電子政府制度です。国民をIDで一括管理することで、民族のつながりを維持しようという方法です。もし国土を奪われて他国に散り散りになったとしても、クラウド化したIDを通じていつでも一致団結することが可能です。

 

事実エストニアの電子政府は、エストニア国内には存在していないそうです。世界の数カ所のデータセンターに分散されていて、そのひとつがダウンしてもデータを維持することができます。民族の存続という巨大なモチベーションがあったからこそ、このような発想が生まれたそうです。ですからエストニアはIT先進国として世界に知られるようになりました。

 

電子政府と国民ID。なんて画期的な発想なのでしょうか。わたしはこの記事を読んでかなり衝撃を受けました。プライベートがどうとか、個人情報がどうとか叫んでいる人たちがこっけいに見えてきます。わたしは新しい国家のあり方として、とても有意義な手法だと感じました。

 

もちろんこのままでいいとは思いません。けれども国家というものを土地と結びつけている強固な固定観念を、根底から吹き飛ばす発想だと思います。地図上に引かれた国境がバカらしく見えてきます。このエストニアの試みは、新たなパラダイムシフトを起こすきっかけになるような気がします。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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