今日も今日とて
やはりじっとしていられなかった。朝のブログをアップすると、そそくさと外出の用意。
そう、今日もお花見だよ!
やってきたのは神戸市須磨区にある須磨浦公園。須磨海水浴場のすぐ近くにある公園で、桜の名所として知られている。
まずは持参したお弁当とビールで乾杯。とにかく腹の虫をなだめないと、お花見どころじゃないからね。それに昨日のブログで書いたように、日本人としてのDNAが騒ぐ。桜を見ると、つい飲んだり食べたりしたくなる。
食事を終えたら、公園内を散策。海に面した急な傾斜のある公園なので、坂の上り下りはつきもの。神戸に住んでいると、坂は避けられないからね。
須磨浦公園に面した鉢伏山には、山上遊園がある。天気がいいので、ロープウェイは大勢の人が行列を作っていた。
須磨浦公園は、一ノ谷という場所にある。平家物語に詳しい人なら、ピンと来るはず。この鉢伏山の急斜面を源義経が駆け下りて、平家の武士を一網打尽にしたという古戦場になっている。この桜の向こうの海に、平家の船が浮かんでいたのかも。
この桜並木は、「敦盛桜」と呼ばれている。先ほどの一ノ谷の合戦で亡くなった、平敦盛の墓がこの近くにある。それでこの名前で呼ばれようになった。夜はライトアップされて、いろんなイベントが行われているらしい。
さて、この花壇は何に見える?
敦盛桜の近くに売店があって、年配の女性が経営されている。店の横に花壇があって、その女性が作ったもの。
答えは「ニャンコ』
この女性は須磨浦公園の野良猫たちの面倒を見ていて、キャットフードをあげている。数年前にその現場に居合わせたことがあるけれど、食事の時間になるとあちこちから猫がやって来る。あっという間に十数匹の猫に囲まれる。
そんな猫好きな女性が、猫の顔を模した花壇を作られた。あまりに可愛いので、写真を撮らせてもらった。その女性の猫に対する愛情が伝わってくる、とても素敵な花壇だよね。
毎年必ず来ている須磨浦公園。今年もほぼ満開の桜に会うことができた。
帰り道は、海岸を散歩した。ここでも大勢の人が、お弁当を広げていた。気持ちのいい季節だものね。
さすがに2日連続で花見をすると、かなり疲れた。自宅に戻って仕事をしていたけれど、まぁ能率の悪いこと。ちょっと年齢を感じたなぁ。
でも桜は待ってくれない。週末は混雑するので自重するけれど、また来週は活動するよ〜! あぁ、でも疲れたwww
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。