パンケーキシンドローム怖いなぁ
ボクは食べ物に関して、基本的に好き嫌いがない。だけど強いて言えば、どうしても苦手なのが2つある。
そのひとつは滋賀県の名産品である鮒寿司。これは食べず嫌いなんだけれど、あの発酵した香りが腐敗臭にしか感じられない。絶対に無理。
もうひとつは同じく関西は奈良県の名産品である奈良漬。食べず嫌いじゃないんだけれど、これはどうしても食べられない。市販のお弁当なんかに入っていて、白米に奈良漬の香りが移っているだけでアウト。そのお弁当全体が食べられなくなってしまう。
こうして考えると日本の発酵系食品が苦手なのかも。いわゆる珍味系の食べ物もあまり好まないから。でもチーズだったらどれだけ香りが強くて癖があっても大丈夫なんだけれどな。
話がそれたけれど、とにかくなんでも食べられるのは食品アレルギーがないから。それは本当に感謝している。食品アレルギーがある人は命に関わることだから、日々の食品を選ぶのに大変だと思う。
だけどアレルギーがないと自覚している人でも、命に関わる料理がある。なんとそれはパンケーキだった!
死の危険性も…恐怖の「パンケーキシンドローム」を知っていますか
その名は「パンケーキシンドローム」という。どうしてパンケーキを食べてアレルギーを起こすのか不思議だよね。小麦アレルギーの人なら、絶対に口にしないはず。だからパンケーキが危険だなんていう認識はないだろう。
でもこのアレルギーが発症するとアナフィラキシーショクを起こして、死に至る場合もあるそう。日本の場合はパンケーキよりも、お好み焼きが多い。だから日本なら「お好み焼きシンドローム」と名付けるべきかもしれない。
このアレルギーの正体はダニ。日本人の半分近くはダニアレルギーを持っているらしい。パンケーキやお好み焼きを作るとき、自宅に長いあいだ置いたままの小麦粉を使うことがある。管理状態があまりよくないと、その小麦粉にダニが発生する。これがアレルギーの原因になっている。
そのダニを口にしたからといって、必ずアナフィラキシーショック起こすようなものじゃない。鎮痛剤を飲んでいた、疲労困憊していた、喘息の持病がある、というような条件が重なったときに起きるそう。だけど一度起きたら、命に関わるのは事実だからね。マジで怖い。
まぁ、通常の場合はそれほど心配することではないと思う。我が家は小麦粉を常備していない。お好み焼きをするときは、たいてい2日連続で食べる。だからその2日で使い切れる量のお好み焼き粉しか購入しない。
これは別にダニを気にしているのではなく、食品をストックしたくないというだけ。でも結果として、「パンケーキシンドローム」の予防にはなっているかもしれないね。
でも子供のときは、実家にいつも小麦粉が常備してあったよなぁ。それでもそんなアレルギーの話を聞いたことがない。これは現代病なのか、それとも原因がわからなくて埋もれていただけなのか。真相はわからないけれど、いまの時期は食品の保存に注意するほうがいいということだろうね。
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