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高羽そらさんインタビュー

『ドクター・スリープ』公開日決定!

自分で言うのもなんだけれど、ボクは運のいい人間だと思っている。なんの根拠もないけれど、そう確信しているwww

 

昨日ある小説を読んでいて、これは絶対に映画化して欲しいと切に願った。それほど面白かったし、映像で観たいと真剣に思った。

 

そしてエンディングに近づいて、残りが50ページを切ったとき、休憩のつもりでネットのニュースを見ていた。そこになんと驚くことが書かれていた。

 

その小説はすでに映画化されていた。そして日本での公開日が11月30日に決まったというニュースだった!

 

もうマジで驚いた、思わず妻に絶叫しながら報告してしまった。いままさに読み終えようとしている小説の映画化を望んでいたボクが、その日にその公開日のニュースを目にするなんて。人間に自由意志がない、というボクの主張をわかってもらえるんじゃないだろうか。

 

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『ドクター・スリープ』下巻 スティーブン・キング著という小説。上巻についての感想は、『人間の超能力を食べる悪魔たち』という記事に書いているので参照を。

 

この物語はスティーブン・キングの代表作と言っていい『シャイニング』の続編。その物語では少年だったダニーが、大人になってからの物語。とにかく面白すぎて、何がなんでも映像で観たいと思った。だからボクのテンションは、いまやマックス状態。

 

ただし映画化が決まったのなら、あまりネタバレはできない。ということで簡単な紹介にとどめよう。


最小限の登場人物をあげるとすれば3人になる。

 

ダニー・トランス:『シャイニング』のとき、オーバールックホテルで悪霊に取り憑かれた父親に殺されそうになった。この物語では成人していて、ホスピスの職員として働いている。『かがやき』(シャイニング)と呼ばれる超能力を持っている。

 

アブラ・ストーン:赤ちゃん時代から登場するけれど、エンディングでは12歳の少女。『かがやき』を持っているが、その能力は桁外れにデカイ。それゆえ、悪魔の組織に狙われる。ダニーとの関係にラスト近くでかなり驚く。

 

ローズ・ザ・ハット:『真結族』という組織のリーダー。絶世の美女で、すでに何百年も生きている。この集団は半分人間で半分悪魔のような存在。エネルギーは人間の恐怖で、超能力者のエキスを吸うことで永遠の命を維持している。

 

という3人が絡む。簡単な図式で言えば、アブラのエキスを求めるローズたちの攻撃を、ダニーが救うという展開になる。

 

この物語の最大の魅力は、ローズとアブラのやり取り。ローズは悪魔のように恐ろしい女で強い『かがやき』を持っている。だからこそアブラを狙うけれど、アブラの能力は普通じゃない。典型的なパターンでは悪役が強いけれど、この物語はちがう。圧倒的にアブラが優位を見せて、そのまま押し切ってしまう。

 

だからローズという人物は、どこか物悲しい。何百年も生きてきたのに、たった一人の12歳の少女によって煮え湯を呑まされる。このあたりの展開がめちゃめちゃ面白い。ネタバレしたくて仕方ないけれど、ボクは必死に抑えているwww

 

もしこの原作を読もうと思っている人がいるならば、先に『シャイニング』の原作を読むべき。映画を観たからいいよ、というのは絶対にダメ。なぜなら『シャイニング』の映画はスタンリー・キューブリック監督が原作をぶち壊しているから。あれはまったく別の物語だと思ったほうがいい。


著者であるスティーブン・キングも、いまだにあの映画については怒っているらしい。とにかく『ドクター・スリープ』は原作の『シャイニング』に基づいた続編だということ。

 

ただ気になるのは、映画はどうなっているかだよね。映画版『シャイニング』をあまり強く意識していないことを願うしかない。できれば別の物語として、『ドクター・スリープ』を映像化してあればいいんだけれど。

 

でもなんとなくいい予感がしている。なぜなら映画の配役がバッチリだから。ダニーを演じているのはユアン・マクレガー。うん、うん、ピッタリだと思う。なんせ『スターウォーズ』で若いころのオビ・ワンを演じた人だからね。『フォース』と『かがやき』は似ているから。

 

そしてローズについては、マジで驚いた。だってボクのイメージとして浮かんでいた女優さんがいる。それはレベッカ・ファーガソン。なんとボクのイメージ通り、彼女がローズを演じていた〜〜〜〜!

 

あとはアブラの役が重要。12歳の役だけれど、この映画の出来を左右する。なぜなら12歳の顔で中年の男を演じなければいけないから。つまりアブラの肉体をダニーが使うというシーンがある。その逆もあるしね。


とにかくいまから映画が楽しみで仕方ない。予告編を観たけれど、もうドキドキしている。とにかくめちゃ面白い物語なので、『シャイニング』、『ドクター・スリープ』の順で読むことをオススメする。あまりに興奮しすぎて、めちゃ長いブログになってしまった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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