今年の初明晰夢の美青年
初夢っていつなの?
この時期になるといつも考えてしまう。それで過去に調べたことがある。室町時代には大晦日の夜に見るのが初夢だった。だけど江戸時代になると大晦日に眠らない習慣ができて、元旦の夜から2日の朝にかけて見るのが初夢となった。
ところがその後、いい夢を見るための『初夢札』というものが2日の午後に売られるようになった。それで2日の夜から3日かけての夢を初夢という呼ぶようになったとのこと。ボクが子供のころは2日の夜だと大人たちから聞かされた。
ということで検討した結果、ボクは室町時代の説を採用している。そして元旦の早朝、とても興味深い初夢を見た。ボクの場合は明晰夢なので、初明晰夢だけれどね。
登場したのは外国人の若い男性。初めて会う人だった。とにかく美形で、性別を超越した中性的な雰囲気を感じた。あえて知っている人物で紹介すると、この人にそっくりだった。
ジェフリー・バトルという、カナダのフィギャースケートの選手。いまは現役を引退して、フイギュアスケートの振付をやっておられるはず。まじでこのジェフリーにそっくりの人物だった。
元旦の早朝に会ったということで、少し運命的なものを感じている。おそらくこれから先も、明晰夢で顔をあわせそうな強い予感がある。名前がわからないのでジェフにしておこうwww
明晰夢のジェフは、何も書かれていない白紙のノートを持っていた。かなり分厚いものだったので、ノートと言うよりは本に近い。ボクの左側に立って白紙の本を開いたジェフは、質問したいことがあればなんでも訊いて欲しいと言った。
そう言われてもすぐに思いつかない。どんなことでもいいらしい。それでようやく思いついたのが、「小説を書くうえでのインスピレーションの受け取り方」と訊いた。
ボクがそう言ったとたん、その質問が白紙のノートに文字となって浮き出した。四角い箱で囲まれていて、質問だとわかるようになっている。それでペンを手にしたジェフがそのあとの白紙部分をそのペンでなぞると、ボクの質問に対する答えが文字になった。
そこに書かれていたのは「人間の心象風景に依存する」というもの。最初は意味がわからなくて、ポカンとしていた。だけどじっくり考えたら、ジェフが言わんとすることが頭に浮かんできた。
『インスピレーションの元となる情報は常に流れている。要はそれらを受け取れる心の状態を、ボクが作れるかどうか次第という意味?」と訊いた。
するとジェフがうなずいてくれたので、その解釈で正しかったらしい。このやり取りが面白いのは、言葉じゃなくて文字として表現されること。だから内容が記憶に残りやすい。
ただ若干の問題がある。ジェフがボクに何かを伝えてくて、それを白紙の本に文字にして表現した。だけどその日本語は少しヤバい。かなり前のグーグル翻訳のような怪しい日本語だった。意味は分かったけれどねwww
ということでとても楽しい初夢だった。次にジェフと会ったときのために、質問したいことを考えておこう。もしシェアできる面白いことがあったら、このブログで紹介しようと思う。いつ会えるかわからんけれどね。
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