嗜好
高校生の頃、某チェーン店のピザ食べ放題は私にとってとても魅力的でした。
その当時は、いまよりもっと大きなピザを焼いており、10ピースにカット。焼き立てが出ると取りに行き、中でも一番大きなピースを狙っていたような記憶があります。もちろんポテトも大きなものを選んでいました。それで、13枚ずつが最高記録です
それから10年ほどたって、出掛けた先で同じ店を見つけて入店してみました。当たり前なのかもしれませんが、高校生の頃ほどには食べられず、なんとなく魅力が半減したようでした。
ピザだけではありません、数年前は当たり前に大盛りにしていた蕎麦やラーメンも、最近は普通盛。
「めん屋 桔梗」でも、麺の量を増しても同じ値段であったにも拘らず、普通盛を選択してお腹いっぱいでした。
加齢によって、基礎代謝量が減るということは、頭では理解していても、実感はしてこなかったのかもしれませんが、ここへ来て痛感
量が食べられなくなったからこそ、美味しいものを、楽しく食べたいなと思うようになりました。昔は、独りで食べるご飯に憧れたりもしたものですが、どちらかというといま独りはちょっと味気なく感じます。“好み”は、量だの質だのというところだけでなく、色々な面で変わってくるものなのですね