大坂なおみvsシモナ・ハレプ、マイアミ2017(女子テニス261)
大坂なおみvsシモナ・ハレプの2回戦を観ました。
結論から言うと、大坂なおみはとてもクレバーにテニスと向き合っていますね。
正直に言うと、周りがあまりに「200Kmのサービス」と騒ぐので、丁半博打プレイヤーになるのではと思っていましたが、確実にストロークの安定感が増しています。
あのシモナ・ハレプ相手に、互角にラリー勝負をしていましたから。
この試合、ハレプは得意の「ボールの外側を引っ掛けるスピンボール」で臨みました。
言葉で説明するのは非常に難しいのですが、雑に言ってしまえば、ボールに下回転と左回転をかけるスピンです。
ですから、空中で下方向に沈んで行って、落下した後は相手選手の右側に跳ねます。
すなわち、大坂なおみから見たら、フォアハンドのときは体からボールが逃げていき、バックハンドのときに体に向かってボールが伸びてくるわけです。
しかし、大坂なおみは完璧にこの「ハレプ・スピン」に対応していました。
となると、サービスで勝る大坂なおみに勝機が出てくるわけですが、そこはさすが元世界ランク2位のハレプ。
3rdセットは下回転だけの、しかしその分スピン量を増やして弾むボールで大坂なおみを倒しましたが、大坂はあのサービスにこのストロークの安定感ですから、もはやいつ覚醒してもおかしくないですね。
蛇足ですが、ハレプは特段好きな選手ではないのですが、インディアン・ウェールズのとき、ラケットを交換しようとして、ビニールから出すときにうっかりベンチに座ってしまい、主審に
“Don’t sit down, please”
と注意されたときに(ちなみに、コートチェンジ以外でベンチに座るのは反則です)、きょとんとした顔で審判を見ていた、その顔におじさん胸がキュンとしてしまいました(*^^*)
ということで、写真は前回話題に挙げたマンディー・ミネラで、「テニスをしているときにもこんなに美しい」という証明写真です。
ただ、テニス選手としてもう晩年期に差し掛かっていますので、この美貌を拝めるのもあと2年くらいでしょうか。
『しおんは、ボクにおせっかい』
うずくまって泣きました(読者レビュー)
→ Amazonへ
主人公が日本に女子テニスを広めるために奮闘する
投稿サイトで1位を獲得した「LINE感覚で読める」
まったく新しいジャンルの“自己啓発恋愛小説”
仕事もプライベートも冴えない日々を送っていた雄大。
そんな彼のもとにかつての幼馴染しおんが突如現れた。
14年ぶりの再会に喜ぶ雄大だが、
近況を語る彼の言葉にしおんは顔をしかめる。
そして彼女は雄大が幸せになるための「法則」を語り始めた。
ときに切なく、ときにコミカルに、二人の男女がおりなす、
読むだけで成功体質が身に付くサクセスストーリーの決定版!
最近の画像つき記事
-
ソフィア・ケニン、リヨン・オープン優勝!(女子テニス359)
-
ソフィア・ケニン、リヨン・オープン決勝進出!(女子テニス358)
-
ソフィア・ケニン、全豪オープン2020優勝!ガルビネ・ムグルッサを撃破!(女子テニス357)
-
ソフィア・ケニン、大大大金星!アシュリー・バーティーを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス356)
-
ソフィア・ケニン、勝つには勝ったが・・・(全豪オープン2020)(女子テニス355)
-
ココ・ガウフはなぜ負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス354)
-
大坂なおみは、なぜココ・ガウフに負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス353)
-
ワン・チャン、セレナ・ウィリアムズを撃破!ココ・ガウフ、大坂なおみを撃破(全豪オープン2020)(女子テニス352)
-
ベンチッチ、オスタペンコを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス351)
-
シャラポワはこのまま引退してしまうのか?(全豪オープン2020)(女子テニス350)