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ムラデノビッチ、ムグルサを撃破!シャラポワ不在の全仏オープン2017、その12(女子テニス297)

 

ボクの中では嬉しい誤算なのですが・・・

 

 

脚線美クィーンのクリスティーナ・ムラデノビッチが、昨年のチャンピオン、ガルビネ・ムグルサを破りました!

 

 

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ただ、誤算の1つは、この日3試合目ということで、1試合目ほどコートが重たくなかったことですね。

 

 

これが1試合目でしたら、また状況は変わっていたかもしれません。

 

 

ボクは、コメント欄で、

 

 

「試合を重ねるごとにムグルサのミスが増えており、これはムラデノビッチには追い風。

ただ、ムラデノビッチも全仏オープンに入ってから、らしくないミスが散見される」

 

 

と書いたのですが、「今日のムグルサはダメかも」というのは、決して結果論ではなく、1stセットのムグルサの最初のサービスゲームでわかりました。

 

 

というのも、3球目のミスが出ていたからです。

 

 

「3球目のミス」というのは、サーブを打って、リターンが来て、そのリターンの返球に失敗することで、ムグルサはこの「3球目のミス」をする日は、大抵エラーマシンと化します。

 

 

特に、フォアハンドはボロボロになります。

 

 

案の定、1stセットはムラデノビッチが6-1と簡単に取ったのですが、2ndセットに入るとムラデノビッチは元々調子が悪かったサーブが(1stセットの1stサーブの確率はわずか50%)輪をかけて悪くなり、今度はムラデノビッチがダブルフォルトマシンと化します。

 

 

背中を押さえるシーンはありましたが、ボクは勝ちを意識したのかなとそのときには思いましたが、知らない間にWOWOWでもこの試合を放送しており、その後はそちらで観たのですが、ムラデノビッチは背中に違和感があるそうですね。

 

 

ただ、ムラデノビッチの勝因の1つは、2ndセットをあっさりと落とさなかったことだと思います。

 

 

意地で3ゲーム取りましたので、ムグルサとしては、当然1stセットの大敗が頭をよぎりますし、「早くブレークアップしないと厄介な展開になるぞ」と思ったことでしょう。

 

 

そして、そのプレッシャーからかはわかりませんが、3rdセットは先にムグルサがブレークを許し、ムラデノビッチのサーブはますます悪くなっていましたが、ムグルサも1stセットのようなエラーマシンに戻っており(それを象徴するかのように、ムラデノビッチは1stサーブが入るとポイント獲得率は100%)、まあ一言で言えばムグルサの自滅ですね。

 

 

ムグルサの典型的な負けパターンですが、やはり3回戦でミスが増えていたあたりから、調子は下降気味だったのかもしれません。

 

 

もっとも、このムラデノビッチのサーブでは、残る優勝候補、シモナ・ハレプ、エリーナ・スビトリーナ、カロリーナ・プリスコバ、誰も負けないと思います。

 

 

すなわち、ムラデノビッチが背中の違和感がなくなってサービスが改善されない限り、優勝争いはこの3人に絞られた気がします。

 

 

まあ、いずれにしても、今のボクはスビトリーナがハレプを負かすことを祈るばかりです(*^^*)

 

 

負けたら、あまりの悔しさでしばらくブログは書けないかもしれません。

 

 

欲を言えば、今夜パリで大雨が降ってコートが重たくなれば、ハレプのスピンは跳ねなくなってスビトリーナが断然有利になるので、大雨を祈るばかりですが、予報は雨ではありませんので、実力で勝って欲しいところですね(*^^*)

 

 

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コメント (13件)

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  1. スビトリナとマルティッチの感想は大村さんの記事を待つことにしまして。


    今回はオスタペンコについてですが、相変わらず好調で正直いってカサキナがやったように徹底したスライスでないと、どうにも止まりそうにないですね。

    ストーサーもスライスを使えるのにそこまで徹底してできなかったから、オスタペンコに打ち負けた格好になってしまいました。

    ウォズニアッキもスライスに関しては期待できそうにないですし、ムラデノビッチしかという感じですかね。

    • ウォズニアッキもオスタペンコに勝てそうにありませんか・・・。
      ということは、オスタペンコ、ベスト4ですか・・・。
      愉快ではありませんが、一か八かテニスに安定性が出てきたら、
      オスタペンコはTOP10も狙えると、当のボクが
      昨年の2月にブログに書いてしまっていますからね(笑)

      そのオスタペンコに勝つ可能性十分のムラデノビッチの
      背中の故障が心配されますね。

    • たった今、プリスコバvsベロニカ・セペデ ロイグを観終わったのですが
      (眠いので試合の感想は置いておきます)
      勝利者インタビューで次のガルシア戦を聞かれたプリスコバは真っ先に
      「The Crowd is opponent」
      「観衆が対戦相手だ」と答えていました。

      ムラデノビッチのときのあの異様な盛り上がりを見ると、
      プリスコバの1stサーブの調子が悪いこともありますので、
      ガルシア戦はわかりませんね。
      プリスコバのメンタルが試される試合になりそうです。

  2. 大村さんこんばんは

    スビトリーナ劣勢から逆転して勝ち切りましたよ!!
    今大会のシードキリング、マルティッチ相手に厳しい試合展開でなんとかセカンドは取ったものの、ファイナル前にトレーナーに腰を診られたり始まってもリードされ2-5まで本当に追い詰められたけど、そこからみごとにカムバックして逆転勝ちです(*^o^*)
    4-5からはゾーン突入か、ショットが決まりまくり圧巻でしたね。
    去年までは劣勢になると泣きそうな顔になるいつものパターンで負けてたけど、今年はさすが女子マッチ最多勝選手の真骨頂を見せられました。
    次QFでは勿体無い、靭帯切れかかり??のハレプが相手で、事実上の決勝マッチと言えますが、ローマみたいに勝利を信じてます(^-^)

    • こんばんは!
      WOWOWで食い入るように見ていました(*^^*)
      本音を言うと、3rdセット、2-5で負けたと覚悟しましたが、劇的な逆転優勝ですね!

      もっとも、スビトリーナはこの大会、ミックスダブルスにも出場していて、
      ついに腰が悲鳴を上げましたね。
      痛み止めを飲むという事は、有効な治療法がない蓄積疲労ですから、
      次のハレプは厳しいと思いますが、
      スビトリーナはハレプに負けたのではない。故障に負けたのだ、と思うようにします(笑)

      それにしても、やっぱりスビトリーナは可愛い過ぎますね(*^^*)
      好きで好きでしかたありません(*^^*)

  3. 大村さん、ムグルサの試合後の会見動画です。


    https://www.youtube.com/watch?v=vsnSdQyGjUM


    会見途中泣いて途中退席するくらい、フランスの観客にやられてしまったみたいですね。

    • こんな会見動画を集めたチャンネルがあるんですね。
      初めて知りました。

      おっしゃるとおり、途中で若干試合の分析はしていますが、
      ムグルサの第一声がすべてですね。

      ”I think the crowd was a little bit ”obviously” tough for me.
      It’s not a good feeling.”

      「観衆は『明白』に私に厳しかった。いい気分はしなかったわ」と強い口調で観客を非難していますね。
      「a little bit(少し)」と言っていますが、これはムグルサの口癖なので無視していいと思います。

      そして、記者の(英語がおかしいので多分ヨーロッパ人だと思います)

      ”I just want to ask you could hear Kristina yell, faults and a few unforced errors you made in how annoying you it is to hear your opponent?”

      「あなたがエラーをするたびに、クリスティーナへのエールが聞こえたわけですが、
      あなたはどれほどイライラしましたか?」

      の質問で、泣いて退席しています。

      これは、ムグルサはウィンブルドンは応援してあげたいですね。

    • スビトリーナ、ハレプ、プリスコバの中で、フランスの観衆にやられてしまう筆頭は
      やっぱりスビトリーナでしょうね。
      イライラして、ラケット投げつけて、そうするとますますフランスの観客はブーイング。
      そのブーイングに、スビトリーナがますますイライラする。
      負の連鎖ですね。

      もっとも、ムラデノビッチは背中の故障で決勝まで戦えるイメージがないのですが。

      あと、ちゃっかりとオスタペンコが残っているのが愉快ではないですね。
      ウォズニアッキに掃除して欲しいですね。

  4. 大村さん、セバストバをあっさり倒したぺトラ・マルティッチって2015年全豪1回戦であっさりシャラポワに負けてから情報がないですね。あと東レにも来てるみたいですね。

  5. つまり大村さんの記事に補足するとすれば
    、ムラデノビッチと戦うときにはこの全仏の観客相手に動じることがなければの一文を自分は足しますね。

    • ちょっとコメントネタにしてしまうのはもったいないので、
      明日、スビトリーナが勝ったら、ブログの方に書きますが
      (負けたら、当然、ブログは書きません)
      テニスバカさんのご指摘はごもっともで、
      昨年、有明でムグルサvsスビトリーナを見たときに、
      3rdセット、ムグルサはブレークアップしていたのにダブルフォルトをしました。

      そのときに、有明の観客が大きなため息をつきました。
      日本の観客はいいプレーに拍手は送りますが、一切声援は送らないのに、
      ため息をつかせたら世界一です(笑)

      一気に、会場中が「ムグルサ、負けるんじゃない」という雰囲気になった途端、
      ムグルサのメンタルがおかしくなってムグルサが負けたことを思い出しました。

  6. 大村さん、やっぱり1回戦のブラディ戦、3回戦のロジャース戦と4回戦のムグルサ戦。全部全仏のあの観客がらみのパワーが絡んでいるとしか思えないですね。

    とりあえず確実なことは全仏の観客はムラデノビッチよりもよりで対戦相手にブーイングを飛ばしてきます。

    そしてムラデノビッチは更に観客を煽ることもやります。ムグルサ戦のファイナルセットでもやってましたよね。

  7. 大村さん、この試合のムラデノビッチ、ダブルフォルトは16本を数えました。3回戦のロジャース戦を超えるまたも2桁ダブルフォルトです。

    しかもロジャースよりも苦労なく勝ちました。その要因として考えられるのは、全仏のあの観客です。観客のパワーでいえばウィンブルドンをしのぐパワーといえますね。しかしながらフランスの優勝は男子はヤニックノア、女子はピエルスとなかなか勝てないのもまた不思議なのですが。

    昨年女王のムグルサですらファイナルセット終盤、観客のリアクションにいらついた様子を見せていたくらいですし、ハレプ、スビトリナはこの観客とも戦わないといけないのはきついですね。

    とんでもなくタフなメンタルが求められますし、ただのGS1勝ではない価値があると思うくらい難しいミッションになったと思います。

    まだ乾いたクレーでムグルサのほうが良かったのかもしれないくらいに。


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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