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バシンスキー、オスタペンコ、準決勝進出 シャラポワ不在の全仏オープン2017 その14(女子テニス299)

 

ティメア・バシンスキーとエレナ・オスタペンコが準決勝進出を決めました。

 

 

06-Timea-Bacsinszky

(写真は、テニス界の西欧人形ことティメア・バシンスキーです)

 

 

雨で何度も中断するコンディションで、実はボクは一度目の長い中断の時に、「これは明日に順延だな」と観るのをやめてしまいました。

 

 

そして、今日はどのコートでやるんだろうと思ってOrder of playを見ても名前がなかったので、大慌てでWOWOWの録画を見たのですが、再び中断と言う、ちょっとテニスが頭に入ってきませんでしたね。

 

 

今のオスタペンコ、いえ、クレーに入ってからのオスタペンコは、ラケットを振れば相手コートの隅にウィナーが決まるスーパーゾーン状態です。

 

 

そして、そのオスタペンコの強打をスライスボールで封じ込めたのが、今年のクレーの初戦のチャールストンでのダリア・カサキナです。

 

 

すなわち、今のオスタペンコの決勝進出を阻止できるのは、バシンスキーよりもムラデノビッチだと思っていたので、バシンスキーが勝ったのはオスタペンコには追い風になりそうですね。

 

 

実は、ボクはオスタペンコが大嫌いなのですが、その理由の一つが、上述したチャールストンで準優勝におわったとき、

 

 

「今日は、今週の中で一番調子が悪かった」

 

 

と、敗戦の原因をテニスコンディションのせいにして、優勝したカサキナに「おめでとう」もなければ、カサキナを一切誉めなかったことですが、これはある意味決定打で、こちらのブログ で書いた信じられない暴言を聞いたときに嫌いになりました。

 

 

ただ、その一方で、ボクはオスタペンコのTOP20入りの躍進を、当時ランキング60位台か70位台のときに、昨年の2月に予想してしまっているんですよね。

(ブログにも書いてあります)

 

 

当時は、まさかこんなにマナーの悪い選手だとは思わなかったのでブログに書きましたが、今となってはなんとも複雑な気持ちです。

 

 

あと、オスタペンコの英会話の話題が出ましたので、久しぶりに「テニスで学ぶ英会話」で締めたいと思います。

 

 

「次の試合に向けての思いは?」と訊かれて、次のように答える選手が多々います。

(日本で人気の選手も最近こう答えていましたが、ブログを荒らされたくないので名前は伏せます)

 

 

“I’m confidence.”

「自信はあります」

 

しかし、これは間違いです。

これでは、「私は自信です」という意味不明の文章になります。

(まあ、意味は伝わりますが)

 

 

この場合には、”I’m confident.”と言います。

 

 

もし、名詞の「confidence」を使うなら

 

 

“I have a confidence.”になります。

 

 

まあ、大切なことは文法よりも気持ちを伝えることですから、別に多少の間違いはどうでもいい話だと思いますが。

 

 

それにしても、女子はボトムハーフ4人に、シモナ・ハレプ、エリーナ・スビトリーナ、カロリーナ・プリスコバと3人も優勝候補が集まってしまいましたね。

 

 

この中の1人でもトップハーフだったら、全仏オープンはもっと面白かったと思います。

 

 

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コメント (21件)

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  1. 大村さん、自分は今回の全仏、スライスもろくに打てないプレイヤーが決勝という事実であることのレベルの低さが露わとなったことがなによりショックですね。

    ハレプが執拗にスライスを使ってオスタペンコからエラーを引き出すも、それでもチャールストン決勝での反省を活かしたオスタペンコがこれも克服し優勝したのなら自分はほぼ満足といって良かったんですがね。

    これでは大村さんと気持ちは変わらなかったと言えます。

    オスタペンコは芝が得意だからウィンブルドンも期待されていますが、あんなテニス安定しないから、まず2週目に残るのが困難ですからね。


    ウィンブルドン、全米と新女王が生まれる可能性が大きいと思うので。全仏女王オスタペンコの誕生は日替わり女王時代の始まりと結論づけるしかありえないです。

  2. 大村さん、まさにおっしゃる通り、ハレプはスライスが出来れば負けようがなかった試合でした。

    それはチャールストン決勝のカサキナとオスタペンコの試合を見ていた人にとっては拍子抜けするような試合でしたといえば充分ですかね。

    ただ現実は女子を試合はGSしか見ない層が圧倒的なのでオスタペンコの勝因をラッキーショットがあったことや、挙句の果てにはグスタボ・クエルテンの全仏初優勝の日にオスタペンコが生まれたことだというこじつけを無理やり勝因にもってきたりとあきれるばかりですね。

    まあハレプはオスタペンコのエラーを引き出すべくセンター深めに中ロブを打つこともやっていましたが、だったら更にスライスをなぜ混ぜないんだとダレン・ケーヒルコーチの手腕も含めての疑問が残ったままですね。

    ハレプはスライス習得できるコーチに変えて、ケーヒルはベンチッチのコーチになってフェデラーとカーターの話をしてベンチッチの意識改革に乗り出してほしいのですが、引く手あまたですからね。

    • すみません。
      ちょっとブログのアクセスが凄いことになっていますので、ブログの方に書きますね。

  3. 大村さん、ハレプがオスタペンコのフォアクロスのアングルショットをスライスを使わずオープンコートがら空きにしてウィナーくらっているのを見ると、なぜスライスを使ってディフェンスしないのかという疑問が残りますね。

    • ボクは昨夜は帰宅したらすぐに寝てしまったので、試合は観ていないのですが、
      今、WTAのサイトでオスタペンコの優勝を知りました。

      どんな試合かはわかりませんが
      (録画してあるので今晩気が向いたら観ますが、まあ普通に考えてナダルvsワウリンカを観ますが)
      ボクが全仏前に予想した

      「ハレプはスライスが打てないので、スピンボールだけに頼ると、
      フラットボールプレイヤーに打ち抜かれる危険がある」

      という試合だったのか、まさかとは思いますが、ハレプの方がエラーマシンになってしまったのか、
      まったくわかりません。

      しかし、スビトリーナやプリスコバも、オスタペンコに負けるくらいなら
      ハレプに負けておいてよかったかもしれませんね。

      はっきり言えるのは、オスタペンコが優勝したそもそもの理由は、
      シャラポワにWCを出さなかったITFの愚かな決断によるもので、
      今頃、ITFの上層部は、「こんなはずじゃなかった」と地団太を踏んでいることでしょう。

  4. 大村さん、フラット強打のルチッチバロニテニスのオスタペンコと一切スライス使わないハレプの決勝。

    展開は派手でテンポはいいですが試合内容はカサキナとオスタペンコのチャールストン決勝に劣ります。

    ハレプもスライスを使っていればオスタペンコからミスを引き出し楽をできるのにと思うだけですね。

  5. 大村さん、クビトバは今年もニューヘイブン出場しますね。

    左腕の状態を鑑みると、GSへの期待は来年ということですかね。

    • もちろん、クビトバ本人は出場する以上は優勝を目指しているでしょうが、
      全仏2回戦の最後のダブルフォルトのときに、あのクビトバが
      ネットに向かってラケットを勢いよく投げて怒りをあらわにしました。

      それだけ、左腕が思うように動かないことがつらかったんでしょうね。
      それを考えますと、前に言ったとおり、クビトバがもし今年復活できるならWUHAN以降だと思います。

  6. そこで思い出すのは2000年代、ウィリアムズ姉妹とクライシュテルスとエナンのベルギー2大巨頭の争い。正直いってパワーテニス全盛時代だったわけですけど、そこにパワーテニスですけどシャラポワが存在したかどうかは大きかったですね。

    そしてエナンが人気を博していたのはその技術ですね。片手バックハンドとグラフと双璧といえるスライスを持ち合わせていたこと。167というフィジカルのハンデを補って余りある活躍をしたことこそがシャラポワ以上の評価をされている所以になります。キャリアGSはなくともアテネ五輪金メダル含めたGS7勝ですからね。

    そしてまたスビトリナのコーチに復帰するのかという話で締めたいと思います。

  7. 正直ランキング1位はウィンブルドン終了後ほぼ確実にカロリーナ・プリスコバになりそうですね。全仏ベスト4ですから間違いないところでしょう。

    あとはバーミンガムでいい感じで仕上げてもらってイーストボーンをスキップすれば盤石かと。

  8. 大村さん、オスタペンコの人間性は置いとくとしても、オスタペンコのルチッチバロニテニスでの快進撃に思うことはなぜ、オスタペンコのリズムで打ち合いしてしまうのかということです。

    スライスできないならまあ仕方ないですけど、それならストロークのペースを落とすなり、ドロップショットなりループボールなり、同じスピードでラリーしてどうするのよって感じですね。

    セレナ、シャラポワがいなくなりレベル低下がやばすぎます。

    いずれセレナ、シャラポワがいなくなるわけで、そうなるとキャサリン・べリスの活躍がないと最悪の最悪の女子テニス時代の到来がきてしまいます。

    • セレナは、ビーナスの活躍を見ていると、出産後にもう2年くらいやれそうですね。
      どうせGSにしか出ないので、試合疲れの心配もなさそうですし。
      ただ、やれて2年だと思いますし、その頃にはシャラポワも晩年期ですので、
      アザレンカ1強では、まあ誰もテニスを観ないでしょうね。
      もちろん、ボクも観ません。

      CiCiが核になることは間違いありませんが、CiCiは言うなればクリスエバートのような存在ですので、
      やはりライバルがいなければ、CiCi一人では盛り上がらないと思います。
      このライバルは、スビトリーナやプリスコバは当然ですが、
      大坂なおみやオスタペンコ、カサキナ、ボンドロウソバのような
      まだ芽が出ていないけどこれからが楽しみな選手など、ちょっと予想がつきませんが、
      好き嫌いを置くならば、ブシャールとベンチッチの復活も欠かせないと思います。

      まあ、ナブラチロワとエバート、グラフとセレシュが女子テニスの最後のピークだったのかもしれませんね。
      テニスを知らなかった僕でもこの4人は知っていますが、それくらいの知名度があってはじめて
      スーパースターと言えると思います。

      そういう意味では、ボクのような素人はスビトリーナのコーチになるまで
      エナンさんは知らなかったわけですから、セレナ1強時代が続いたことで女子テニスは見放され、
      シャラポワのおかげでかろうじて人気を保ってたという構図でしょう。

      まだ、スビトリーナの敗戦のショックが癒えないので、全仏は決勝にプリスコバが残ったら観ます。
      でなければスルーですね。
      スビトリーナは、2ndセットのServing for the matchの1球目、
      なぜ1stサーブを入れにいったのか、本当に悔やまれます。
      あの1球で負けたようなものですからね。

  9. ただそれだとひとつ疑問に残るのがカサキナとハレプの試合。なぜカサキナはハレプのスピンと真っ向勝負したのか。いくらでもスライスを使ってペースを変えられるチャンスはあったのにということですね。

    • ボクは、ブログに「ハレプの試合は1試合も観ていない」と書きましたが、
      嘘を書いたつもりはなく、カサキナ戦は観たのに忘れていました。

      なぜなら、それだけカサキナに幻滅したからで、
      理由はテニスバカさんのおっしゃるとおりです。
      カサキナはハレプを舐めすぎましたね。

  10. 大村さん、そうなんです、オスタペンコ対策であるスライスを徹底するプレイヤーがムラデノビッチがいなくなった今見当たらないです。強いていえばスビトリナですが、エナンがいない以上、オスタペンコに対してそのような戦術をとってくることは考えられないわけで。

    というかスビトリナはフィジカルが限界に近づいていますからね。

    やっぱりグラフやエナンを見てきた自分にとっては、せめてシャラポワくらいにはスライス使いこなしてほしいところがあるわけです。オスタペンコの優勝は97年組時代の幕開けのようにも感じますが、なんか違うんですよね。

    そう日替わり女王時代の幕開けになるということです。

    • >そう日替わり女王時代の幕開けになるということです。

      今日、WOWOWの実況が言っていましたが、全仏で優勝したら
      ハレプが1位になるそうですね。
      ただ、芝はもちろん、ハードコートであのテニスでは1位堅守はできません。
      今日の試合がハードコートなら、ハレプに拾われたスビトリーナのボールの大半は
      ウィナーだったと思います。

      ということは、やはり今後はプリスコバを筆頭に、スビトリーナが続き、
      もう少し長期的に見たらアザレンカとシャラポワがどこまでできるか。
      もはや日替わり弁当時代の到来ですね。

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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