中高生のための心理学体験合宿
行動分析学者、奥田健次です(^^)
パートタイム教授やりながら、西軽井沢で学校づくりに勤しんでいます。メインの仕事は教育相談や心理臨床でして、全国・海外をクルクル回って目を回してます。
体調は常に悪いのに、会う人に「元気?」って聞かれたり「元気そうだね!」と声をかけられると、申し訳ない。正直、ムカつきます(^^ゞ
「元気なわけ、ないやろ!」
って、内心、思うわけです。まあ、内心で思うだけでは伝わらないので「元気じゃないです」とブッキラボーに答えるよう心がけてますね。
おれには「元気?」って声をかけるんじゃなくて「病気?」って声をかけてくれたらええねん。
「おう、そうやで and you?」( ̄▽ ̄)笑
って、機嫌良く答えられるわ。
ややこしい男で、ペッコリ45度○┓
ずん・飯尾先輩、またまた拝借すんまそん。事務所の先輩にはプラス10度で55度○┓=3
まあ、体調がずっと悪いままに今シーズン最後の合宿を無事に終えました。
初の試み『中高生のための心理学体験合宿』。ただし、不登校や引きこもりなどの教育相談に繋がりそうな親子の参加はNG。それは教育相談にて継続的に受けるべきことであります。
最高気温17度、最低気温4度の軽井沢にて、元気な高校生たちが合宿にやってきました(^^)
心理学にはもともと実験実習とかが多々あるので、それを高校生向けにゲームっぽく体験してもらいました。カラーストループ効果、触二点閾、錯視、イメージの測定、概念形成・・・。実習では「測定することの大切さ」を伝え、いくつか実際に記録を取ってもらいました。
錯視図形を描いてみたり、測定して方眼紙にグラフを描いてみたり。
それで、行動分析学については、やはりシェイピングゲームでしょう。行動は結果次第で、増えたり減ったり変わったりするということを体験的に理解してもらえます。今回は少人数の参加だったので、指導者役も学習者役も体験してもらえました。
初日の夜には、旧軽井沢へ繰り出しまして。ジャムを試食しまくりながら、軽井沢銀座や商店街の有名ショップでショッピング。ジブリの『風立ちぬ』効果で、まだまだこの時期でも観光客は多めです。
浅間山の溶岩石を削ったプレートで焼いた肉を出すお店でディナー。
これもんで。
これもんですわ(^o^)
信州黒毛和牛100%。サラダバーとドリンクも付けて。少々贅沢かもしれませんが、毎月ここで贅沢をするわけじゃないので、贅沢すべきときにはするというスタンスで良いでしょう。
しかし、質が良いのは分かるけど、お味のほうは・・・。
おれは、味にはうるさいからね。やなやつ、やなやつ、やなやつ・・・やなやつ! って言われそう。苦笑
〽溶岩プレート この店 肉を割き 野菜焼き あの味に つづいてる 気がする 溶岩プレート♪
オリジナルの曲が何かは、あえて書かぬ。ヒントだらけやん。目を凝らせば分かるさ。笑
夜には講堂で卓球懇親会。卓球部だったとのことで、結構、強い打ち合いとなりました。強い球を打ちながら、なぜだか笑いながらダブルスの真剣勝負。寒い軽井沢の夜に、ちょっと汗ばむくらい運動もできました。さっき、軽井沢銀座で購入したばかりのスペシャルなバウムクーヘンを、夜な夜な食べ食べ(*^^*)
他にも楽しいことはあれこれとありますが、まあここまでにしときます。他のレジャーは、また別の記事にて(^3^)/
結論。
中高生でも「自ら学びたい」と自発的に来たなら、専門用語なんか知らなくても十分に心理学(行動の観察や測定など)を体験的に理解できる。
そういうことを再確認できました。
『メリットの法則−行動分析学・実践編』も読んで来てくれてたし。高校生には『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本』も、あえて父親母親になってからとかではなくて、教師-生徒や先輩-後輩、バイト先の人間関係、自分自身の生き方など、読みやすく参考にしてもらえると思うねんけどなぁ。
おまけの効果としては、合宿に来た高校生がそれぞれの今後の進路で出くわすであろう問題を想像し、そこに行動分析学が役に立つのではないかというイメージが出来たこと。それと同時に、進路についての迷いのようなものが消えて、目標がはっきりとしてきたこと。こういうところを、保護者の方は喜ばれるものです。
これにて、今シーズンのすべての合宿はおしまい。合宿はまた来年。
うちの学校は、また大規模な全館水抜き作業に入ります。合宿はないけれども、昨年は昨年で、真冬に遠くからお客さんも来られたりすることもありますが、冬の軽井沢もまた楽しいからね。激さむやけど。
奥田健次
最近の画像つき記事