偶然を疑え!
いよいよ12月も中旬になって、今年も残り少なくなってきました。あと10日したらクリスマスイブですものね。
昨日映画に行って、その帰り道の住宅街で撮影した写真です。あまりにリアルなので、思わずシャッターを切ってしまいました。暗くなってから出歩かないのですが、あちこちでイルミネーションが綺麗な時期ですね。
そんな今日は衆議院議員の選挙です。皆さんは選挙に行かれたのでしょうか。まだなら間に合います(午後4時半現在)から、是非行ってくださいね。私と妻は先週の平日に、期日前投票を済ませています。支持する候補者や政党がなくても、選挙権を行使することが何より大切だと思います。世の中を変えていくのは、そうした行動の積み重ねですからね。
さて、今日はとても面白い映画を観ました。BSで放送していたのを録画した『バーレスク』というミュージカル映画です。主演はクリスティーナ・アギレラでして、彼女のために企画されたような映画ですね。イマイチだったら途中で止めればいいやと思いながら観ましたが、面白くて最後まで楽しむことができました。
クリスティーナ演じるアリが、アイオワの田舎を出てLAにやってきます。大好きな歌で成功することを夢見て。そこで『バーレスク』という名のクラブのショーに魅了されます。そこで働きたいと売り込みをかけて、ショービジネスで成功していく過程を描いたサクセスストーリーです。
かつての有名女性歌手であったテスが出演、そして経営するクラブですが、借金のために店を手放す寸前の状態です。そこに偶然に現れたのがアリでした。最初はウエイトレスとして働き始めますが、チャンスを掴んで店のスターとなっていきます。
何気ない偶然でやってきたアリでしてが、その一人の女性がその店を救うことになります。その窮地を救ったのは、アリが何気なく偶然に見た広告でした。そのアリの機転が功を奏して、テスが店の借金を返済できるというストーリーです。小さな偶然が積み重なって、大きく変化していく楽しさを感じられました。
タイトルに書いた「偶然を疑え!」というのは、私の大好きな小説である『機龍警察』シリーズの特捜部部長である沖津警部がいつも言っている言葉です。それはわかりやすく言うと、「偶然などない!」と言うことですね。見終わって爽やかで、とてもスッキリする気持ちのいい映画でした。
それにしてもクリスティーナ・アギレラって、素晴らしい歌唱力ですね。声量のある太い声なので、もっと大柄な女性かと思っていました。顔を見たのは初めてでしたからビックリ。華奢でとてもキュートな女性でした。『ゼロの物語』だったら、キアラという役をやって欲しくなるイメージでした。
ついでに今日読了した本です。
『ソクラテスの弁明』プラトン著 という本です。
感想は素晴らしいの一言でいいでしょう。ソクラテスとプラトンについて語りだしたら、いつまでも書いていそうですからね〜
先ほど読みかけた本も猫好きには素敵な本ですから、また紹介したいと思います。私は映画と本があれば、人生を何十倍も楽しく生きていけます!
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