メチャ気になる Vol.80
最近ネットを賑わせているのが、「ポケモンGO」というスマホ用のアプリです。名前からして任天堂が出しているのはわかりますが、日本に先駆けて外国でサービスが開始されています。社会現象を引き起こすほど大人気のようで、普段は人が寄り付かないような公園に大勢の人が集まっている動画を見たことがあります。日本も今月中にはサービスが開始される予定です。
そもそもこの「ポケモンGO」とは何ぞや? そんなあなたのために、これを読めばわかるという記事を見つけました。
「ポケモンGO」は何がすごい? ブームのポイントを解説 トラブル増加への懸念も
この記事をざっと読んでいただいたら、「ポケモンGO」がどのようなアプリなのかわかっていただけると思います。簡単に言うと、現実世界を歩き回りながらポケモンを探してゲットする。それで対戦等のゲームをするわけです。
グーグルマップを利用してポケモンが配置されますから、自分の散歩コースや通勤路でポケモンを探すことができます。マップでポケモンを見つけてタップすると、実際の映像に変わります。普段過ごしている公園に、ポケモンが現れる画像を見ることができます。確かにこれは面白い!
私のように一日置きに散歩する人間なら、ポケモンを探しながら散歩ができそうです。旅行したときには、観光地を巡りながらポケモンを探すことができます。ホリエモンこと堀江貴文さんは、日本でサービスが開始されたら選挙の投票所にポケモンを配置すればいい。そうしたら若い世代が喜んで投票所に向かい、投票率のアップにつながるだろう、と言われています。なるほどなぁ、思いました。
ただ問題もいろいろ起きています。サンフランシスコでは子供から老夫婦までが歩きスマホでポケモンを探しているそうです。歩きながらやらないようにと任天堂は注意を呼びかけていますが、夢中になればそんなこと気にしません。
ポケモンを探すのに夢中になって池に落ちた、試合後のプロレスラーがインタビューそっちのけでポケモンを探していた、テレビの生放送中にアナウンサーがポケモンを探してカメラの前を横切った等の出来事が実際に起きています。
任天堂は笑いが止まらない状態です。「ポケモンGO」リリース前の7日の株価が15,000円前後だったのに、15日には27,800円を突破したそうです。「ポケモノミクス相場」と呼ばれています。集客増を目指す店舗などは、お金を出してでも自分の店でポケモンを配置してもらえるよう、任天堂へ依頼するはずです。そうした広告収入も任天堂は見込んでいるでしょう。
GPSや通信機能を使いっぱなしなので、スマホのバッテリーの減りが早くなります。ですからバッテリーに関わっている企業にも特需のようなものがもたらされる可能性があります。かなり大きなビジネスになりそうですね。
でもいいことばかりではありません。先ほども書きましたが、歩きスマホで池に落ちるような人がいます。GPSの誤差等で、私有地に侵入したという問題も起きています。本来は公道からアクセスできる場所に配置されているのですが、どうしても誤差が生じることがあります。アメリカのペンタゴンにポケモンのジムが存在した、というトラブルもあったそうです。
もっとも懸念されるのは犯罪ですね。性犯罪や強盗を企む人間が、アイテムを使って特定の場所にポケモンを集め、それを目当てにやってきたユーザーをターゲットにする可能性があります。犯罪者もいろいろ頭を使いますからね。
とにかく無料アプリなので、日本でもサービスか開始されたらものすごいダウンロード数になると思います。そしてゲームにはまることで、課金する人も増えてくるでしょう。日本でどのような社会現象が起きるか、ちょっと楽しみですね〜!
最新刊の『永遠なる玉響 上巻』はBOOK☆WALKERのみでの販売です。こちらから購入できます。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。
『STORY OF ZERO BOOK Ⅰ 〜ENCOUNTER〜』は全世界のAmazonで配信中です。日本のAmazonはこちらです。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。