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高羽そらさんインタビュー

Uber Eatsは天使?悪魔?

昨日のニュースによると、豊臣秀吉がこよなく愛した有馬温泉のホテルが、なんと9割も休業中とのこと。このご時世だから仕方ないとはいえ、さすがに9割という数字を目にするとショックが大きい。

 

廃業せざるを得ないホテルが出てくるだろう。これは有馬温泉に限ったことではない。京都の嵐山でも閑古鳥が鳴いているそう。

 

そして観光業界に負けず劣らず劣らず追い込まれているのが飲食業界。外出自粛によって家を出ない人が増えたので利用者は激減。固定費の支払いさえままならず、廃業に追い込まれているお店もある。

 

なんとかそんな状態を打開しようと、デリバリーへと移行するお店が増えた。そこで登場するのがUber Eats。いままで契約していなかった店舗も、Uber Eatsの利用に踏み切っている。

 

それは本家本元のアメリカでも同じ。だけど飲食業にとってさらに辛い状況になっているらしい。

 

新型コロナウイルスの影響で宅配アプリが大人気、それでも飲食店の苦境が続く理由

 

マイアミでの話。Uber Eatsの需要が一気に高まり、外出自粛をしつつレストランの料理を楽しんでいる人が増えた。それを後押しているのが、Uber Eatsの新しい戦略。

 

「地元のレストランを応援しよう」というスローガンのもと、配送料無料キャンペーンを実施しているそう。ウイルスの影響で外出できないから、少しでもレストランを助けようということ。その姿勢はいいと思う。

 

だけど落とし穴がある。Uber Eatsだって稼がなくては、配達員に報酬を払えない。だから契約した店舗に、売上の25%を配達料として請求しているとのこと。25%だよ!

 

店舗の家賃や人件費等の固定費を始末して採算をとっているお店にとって、25%の利用料はキツい。この記事に登場しているマイアミのシェフが何度も交渉したけれど、Uber Eatsはまったく耳を傾けてくれないらしい。

 

つまり足元を見られているんだろう。お客さんが食べに来てくれないのなら、デリバリーに頼るしかない。だったら25%を払え、ということ。

 

スローガンだけを見ていると、Uber Eatsは飲食業界にとって天使に見える。だけどもしかしたら、本当は店舗を滅ぼそうとする悪魔かもしれない。

 

日本はどうなんだろう? 話題になっていないので、こんなことにはなっていないのかな?

 

ちなみにボクはUber Eatsがあまり好きじゃない。以前にある記事を読んだことがきっかけ。配達員不足で注文した料理がキャンセルされると、その料理が廃棄されるということを知った。それ以来、ボクはUber Eatsのシステムが嫌いになった。

 

そのうえこのウイルス騒動。誰がどう作って、誰がどう運んだのかわからない料理を自宅に入れたくない。それならまだお店で食べているほうがいい。

 

うちのマンションは先週に消防点検があった。いつもは在宅して点検してもらうけれど、今年は断った。法定点検であることはわかっている。でもどんな場所にいたのかわからない人を自宅にあげたくないから。

 

だから同じ理由で、料理のデリバリーは避けている。神経質だと思う人もいるだろうけれど、自分が口にするものに関してできる限り安全を確保したい。もしボクや妻がウイルスに感染して隔離されたら、猫のミューナをひとりぼっちにしてしまうから。

 

何があってもそんなことはできない、だから飲食店の助けになるとはわかっていても、Uber Eatsを利用することはない。それでも日本において、マイアミのようなお店イジメが起きていないことを願っている。利用者も配達費用を負担してこそ、本当の応援になるはずだから。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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