iOS15にしたいけれど悩む
iPhone13の発売と合わせて、いつものようにiOSもニューヴァージョンに更新された。9月21日からiOS15が一般公開されたけれど、ボクは様子見している。いつもなら割と早いうちにアップデートするのに、今回はかなり慎重になっている。
その理由はiOS14.7で懲りたから。アップデートするとApple Musicの使用中に15秒で曲が停止するバグが発生。それ以外にバッテーリの発熱等もあった。その後のiOS14.8になってからバグが解消されて順調なので、iOS15にアップデートする気になれない。
実はiOS15で気になっている新機能がある。スマートフォンを落としたり盗まれたとき、とても重宝する機能。
電源オフのiPhoneでも「探す」機能で位置を特定できるのはなぜか?
その機能とは、電源オフでも「探す」機能が使えること。この「探す」機能は優れもので、自分のiPhoneがどこにあるかすぐわかる。そして相手を指定することで、互いの居場所を知ることができる。普段から使っているので、今回のアップデートはうれしかった。
これまでは電源をつけていないと機能しない。だけどiOS15からは電源をオフにしていても「探す」機能が使えるようになった。もし誰かにiPhoneを盗まれたとき、犯人が電源を切っていても場所を特定できる。変な例えだけれど、誘拐されても居場所がわかる。
リンク先の記事は、なぜ電源オフでも「探す」機能が使えるかを解説したもの。「探す」はBluetoothを使っている。その信号を捉えることでGPSを使って位置を特定していた。だけど電源を切るとBluetoothが使えない。
そこでAppleは、低電力の補助プロセッサである「Always-on Processor(AOP)」を利用することにしたそう。記事から抜粋してみよう。
『AOPはiPhoneに搭載されているほとんどすべてのチップとつながっているそうです。AOPは電源管理などの基本的なタスクのみを行ったり、必要に応じてiOSを起動させたりする役割を担っているとのこと。例えば、音声アシスタントのSiriがスリープ状態からすぐにウェイクアップできるのは、このAOPがマイク信号にアクセスできるからだとAppleは解説しています』
つまりAOPによってBluetoothが稼働し続けているので、電源オフにしても「探す」機能が使えるそう。ただしこのiOS15の新機能はiPhone11以降の機種でないと使えない。
ボクはiPhone11なのでこの機能を装備したい。ところがiOS15はかなりの不具合が出ている。致命的なものは少ないけれど、地味にイラつく不具合が多い。早々にアップデートした人の投稿を見ていると面倒そう。
ようやく今日になってAppleがiOS15.0.1をリリースした。あわてて不具合対応をしたんだろう。これでバグが解消すればいいんだけれど、ボクはまだ信用していない。
幸いにも今年から以前のOSを残せるようになった。iOS14.8までアップデートしていると、セキュリティ対策のアップデートが随時配信される。だからずっとiOS14のままで安心して使うことができる。二本立てになったことで、おそらくボクのように様子見をしている人が以前より増えているはず。
とりあえずiOS15.1が出るまでは待とうかな。
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