セクシー姿しか残ってへんw
テレビのインタビュー等を見ていて、たまに困ってしまうことがある。話している人の姿が気になって、会話の内容がまったく頭に残っていないということ。
風変わりな服装や、想定外のヘアスタイル、あるいは異様に伸びた眉毛や、どう見てもカツラを被っているオジサン等が出てくると、それが気になって言葉が頭に入らない。その現象は映画でもあるようで、主人公がセクシーすぎて内容がぶっ飛んでしまったwww
2022年 映画#40
『イーオン・フラックス』(原題:Æon Flux)という2005年のアメリカ映画。まだ20代後半だった若いシャーリーズ・セロンが主演している。2415年の地球を舞台にしたSF映画で、アニメが原作になっているそう。よくできたストーリーで、この時代にしてはCGやアクションも秀逸だった。
2011年に致死性のウイルスが突然発生して、人類の99%が死滅したという設定。いまと被ってちょっと怖い。生き残った500万人は、ワクチンを開発したグッドチャイルド家が作った隔離都市であるブレーニャで400年も暮らしていた。一見平和で戦争も病気もない世界だけど、実はある秘密が隠されていた。
行方不明になる若い女性が増え、秘密裏に何かが進行している。モニカンという反政府組織が地下活動をすることで、政府の陰謀を暴き、革命を起こそうとしていた。シャーリーズ・セロン演じるイーオンは、そのモニカンの優秀は戦闘員だった。
あるとき組織から君主であるトレヴァー・グッドチャイルドの暗殺を命じられたイーオンは、侵入に成功してトレヴァーに銃を向ける。ところが引き金を引こうとしたとき、トレヴァーはイーオンのことを別の名前で呼ぶ。その名前と彼の顔に覚えがあり、イーオンは暗殺に失敗してしまう。
ブレーニャで起きているのは、女性の不妊問題だった。ワクチンの副作用で、人類は繁殖機能を失っていた。それゆえ人類はクローンとして再生することで、人口をどうにか維持していた。イーオンの記憶が混乱しているのは、過去の人生での記憶が残っていたから。
トレヴァーは女性の不妊問題を解消しようとして、必死で研究を進めていた。そしてようやく解決方法を見つけつつあった。ところが人類の支配を維持しようとする弟のオーレンによって邪魔されていた。自然妊娠に成功した女性を見つけると、オーレンは次々に誘拐して殺していた。最終的には兄の研究所を破壊して、自分が君主の座に着こうとしていた。
ということでイーオンとトレヴァーは協力することで、オーレンの陰謀を打ち砕くという物語。さらに面白いのは、400年前に二人は夫婦だった。その記憶があったので、イーオンは彼を殺すことができなかったという設定。なかなかよくできたストーリーだと思う。
ところが写真を見てもわかるとおり、イーオンのコスチュームがセクシー。アニメではもっと過激な衣装だったけれど、シャーリーズ・セロンが断ったらしい。それでもかなりセクシーなので、90分のあいだその姿が目に焼き付いてしまったwww
だから面白いストーリーなのに、セクシー姿しか頭に残っていない作品だった。良いような、悪いような。まぁ、良かったかなぁwww
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