自分が自分らしくあること
梅雨入りした近畿地方ですが、神戸は先ほどから雨が降り出しました。明日は一日雨の予報ですから、ゆっくりと仕事に集中できそうです。
宮崎あたりは避難勧告が出るほどの雨が降ったようですから、近畿も南部は注意が必要ですね。
梅雨の時期でもこのような綺麗な花を見ると、仕事で疲れた目が癒されて、幸せな気持ちになります。
綺麗な花を見たり、可愛い動物を見たり、美味しい物を食べたりすると、私たちは幸せを感じますね。幸せを感じたいという気持ちは人間の本能であり、それこそが人生を過ごす目的であると言っていいかもしれません。
ところが幸せをどのような時に感じるかによって、それが不安定なものになってしまいます。それは幸せの原因を外の世界に置いてしまうからですね。特に、他人との比較を通じて幸せを見いだす観念を埋め込まれていると、そこから抜け出せるまで不安定な幸せを求め続けることになります。
私たちは子供の頃から、他人との比較によって評価されるという環境に置かれています。学校の成績やスポーツの結果等、他人より秀でていれば自分を素晴らしいと感じ、周囲も賞賛してくれます。逆に他人より劣ると感じることで自信を失くし、評価されないと思ってしまいます。
それは社会人になっても同様な思いをもたらします。同期入社の社員より給料が低いと幸せを感じないかもしれません。あるいは自分より幸せだと思っている人をうらやみ、自分は不幸だと感じるかもしれません。あるいは自分より不幸だと思う人を見て、自分の幸せを感じるかもしれません。
他人との比較、あるいはそれに伴う他人の評価に幸せの基準を置いていますと、エレベーターのように上がったり下がったりするばかりです。そして、何かになりたい、誰かになりたいと感じ、今の自分と違う人間にならなければ幸せにはなれないと思い込んでしまいます。
尊敬したり、その生き方を模倣したいと思う人物を持つ事はいいことだと思います。でもそれは、その人の生き様や物事に対する取り組み方に対するリスペクトです。どれだけ頑張っても私たちはその人になることはできません。
私は、自分が自分らしくあることに幸せの基準を置きたいと心がけています。せっかく生まれてきたのですから、自分しかできない経験をして、そのなかで他の人に伝えるものを残せればと思っています。それゆえ、自分らしさを貫き通している人にリスペクトの気持ちを持っています。
ブログを書いていますと、アクセス数がわかります。翌日にそれを見て「ありゃりゃ〜!」と思う事はあります。でも、その一瞬だけですね。自分を偽って興味を引く記事を書いても、いずれボロがでます。自分がその瞬間に書きたい事、伝えたい事を書き続けていきたいと思っています。
自分が自分であることに幸せを見つけると、悲しみや苦しみも含めて、この世に存在していることが幸せであると思えるような気がしています。
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