恐怖を勇気に変える
相変わらず局地的な豪雨で被害が出ていますね。九州北部ではかなりの雨が降っているようですし、広島の土砂崩れのニュースにも驚きました。日本の気候は温帯ではなく、あきらかに亜熱帯化しているように感じます。
神戸は雲が多めですが、爽やかな風が吹く穏やかな天気です。外に出れば暑いのでしょうが、今日は引きこもりですのでちょうといいですね。でも図書館で借りた本は全て読み切ってしまったので、またまた図書館からのメール待ち状態です。
私が毎週必ず見ている番組のひとつに「Youは何しに日本へ?」という番組があります。空港に到着した外国人にインタビューして、面白そうな人に密着取材する番組です。いつも驚くのは、英語が母国語でない人でも英語が話せることです。それどころか日本語まで上手に話す人もいますものね〜
録画したその番組を昨晩見ていたのですが、とっても素敵な人が出演していました。車椅子に乗っていた若いアメリカの男性なのですが、元プロのスケートボーダーだったそうです。サーフィンのプロでもありました。11歳の頃からスポンサーがつくような天才少年だったそうです。
ところが怪我をして半身不随になったとのこと……。
スケートボードやサーフィンを職業にしていて、半身不随は絶望的ですよね。その人も絶望のどん底に突き落とされたそうです。でもその悲しみや苦しみを、「今」の自分に集中することで乗り越えられました。そして同じく、車椅子でのプロスケートボーダーやプロサーファーとして世界的に活躍されているのです。
YouTubeでの映像を見ましたが、もの凄いです!よく車椅子に乗ったままあんなことができるなぁと、絶句してしまいました。今回来日されたのは、車椅子生活をしている日本の子供たちに、自分のパフォーマンスを見せることが目的でした。
ある会場に設置されたコースで、簡単な手本を見せて子供たちにトライするようにその男性は声をかけました。でも全ての子供が首を横に振っています。かなり急なこう配ですし、車椅子の高さからの目線だったら大人でも怖いと思います。
一人の少年がなんとか坂の上まで行きました。でも次の一歩を踏み出すことができません。そのときその男性が「恐怖を勇気に変えるんだ!」と言いました。するとその少年は意を決して坂を降りたのです!
その少年の恐怖が自信に変化する瞬間が手に取るようにわかりました。同じく恐怖を持つ子供たちに「恐怖を勇気に変えるんだ!」と男性は言い続けます。最終的に全ての子供たちが車椅子で坂を降りることができました。何て素晴らしい人なんだろうと、私はその男性に心から拍手を送りました。
障害を持った子供たちだけではなく、私たち一般の大人でも恐怖を持っています。変化を恐れて、新しい一歩を踏み出せない理由を見つけてばかりいると思います。「恐怖を勇気に変える」というこの男性の言葉は、全ての人にとって価値あるものだと感じました。
恐怖を勇気に変えて新しい一歩を踏み出した時、私たちにもその少年のように新しい世界が見えるのかもしれませんね〜
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