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高羽そらさんインタビュー

メチャ気になる Vol.96

イーロン・マスクという方をご存知でしょうか。わたしがずっと注目している人物で、これからの時代を牽引していく経営者だと直感しています。電気自動車世界の最先端を走る『テスラ』を経営しながら、『スペースX』という組織で宇宙開発も進めています。失敗を繰り返しながらも、着実にロケットの打ち上げに成果を出しています。さらに最近は音速を超える列車の構想も持っているとか。そんな彼がとても興味深い発言をしています。

 

イーロン・マスク氏が「人類はコンピューター・シミュレーションの中で生きている」と考えるわけとは?

 

映画の『マトリックス』を思い起こさせる世界観です。わたしに専門的な知識はありませんが、同じことを感じていました。この現実世界は巨大なシミュレーションではないかと?

 

詳しくはこの記事を読んでいただけたらと思いますが、簡単に触れておきましょう。

 

マスク氏がその根拠としてるのが、スウェーデンの哲学者であるニック・ボストロム教授の「シミュレーション仮説」です。気になって調べてみましたが、残念ながら邦訳された著者はありません。誰か翻訳してくれないかな。

 

この記事で、マスク氏は天動説と地動説を持ち出すことで、人間の常識が曖昧であることを語っています。これまで事実だと思い込んでいたことが、まったく正反対の可能性があるわけです。

 

さらに近年のコンピュータやVRの進化はめざましく、現実世界とさほど変わらない体験ができるようになってきました。やがて人類が進化を続けることで、人間そのものをシミュレートできる社会が登場するのでは、と話されています。そうなれば世界中の人間の脳をシミュレートできます。

 

記事から抜粋します。

 

『ボストロム教授の説では、1人の人間をシミュレートできる小さなコンピューターを、1つの惑星ができるレベルで集めれば、惑星そのものをシミュレートできるようになるとのこと。例えば、自己増殖型のロボットをある惑星に送り込むと、やがて惑星は1つの巨大なコンピューターへと変貌します。すると、その中にはシミュレーションそのものが自分で新たなシミュレーションを作り始めるものも出現します。この説で行くと、我々の宇宙と見分けのつかない宇宙がいくつも存在可能ということになります。これは、裏を返せば、我々の宇宙もシミュレートされた宇宙であるかもしれない、ということになるのです』

 

さぁ、面白いことになってきました。ワクワクする仮説ですね。

 

このような未来を想定した場合、3つの世界が考えられるそうです。

 

1つは、人類が大規模なシミュレーションを実現する前に滅亡してしまう。

 

2つは、最終的に人類がシミュレーションの世界を選択しない。

 

3つは、我々はすでに巨大なシミュレーションの世界に生きている。

 

マスク氏は、3つ目の可能性が高いと述べています。

 

もしかしたら、わたしたちが現実だと思っている世界は仮想空間かもしれない、という意見です。これってどこかで聞いたことがありませんか?

 

いわゆる悟りを開いたと称されている聖者たちの言葉と、本質的に同じなのです。そしてさらに一歩進めて、この仮想空間を作っているものこそ、本当の自分である。覚者たちはそう述べています。

 

マスク氏もそのことについて触れています。最先端の技術を提供する会社のオーナーが、インドの聖者たちと同じ意見を持っていることに、驚きではなく嬉しさを感じました。うん、うん、いい時代になってきたな。そう思います。

 

スピリチュアルという言葉なんて忘れるべきです。それは現実世界との分離を生むだけです。マスク氏のように地に足をつけた事業を進めることで、究極的にそうした精神へたどり着くのだと思います。これからのマスク氏の活躍が楽しみです。

 

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コメント (3件)

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  1. そらさんコメントに回答ありがとうございます。
    私はたとえ自分がエゴと一体化してたとしても 嫌だということを
    強制するのはおかしいと思ってます。 それがたとえ創造主であっても地球であってもです。
    このマトリックスを作った存在らは人の嫌がることをしない
    その基本さえ守れないようですし
    気づくためにはまずはこのマトリックスからでないとダメだと私は思ってます。
    いつもコメント回答ありがとうございます。

  2. 暁美ほむらさん、コメントありがとうございます♪

    わたしもブログに書いているとおり、この現実世界は『マトリックス』的な世界だと考えています。
    でも陰謀論というのは一方的な視点からしか見ていない現象だと思っています。

    シミュレーションの世界は二元化の世界です。闇と光、善と悪、そして加害者と被害者という形ですべてが二元化します。
    ですからシミュレートされている世界で被害者の意識と同調すれば、この世界が陰謀に支配されていると考えます。
    その人にとっては、それが厳然たる事実になってしまいます。

    現実世界の苦しみの源泉は、シミュレートされている個々の人間の意識と同化していることです。
    運命に従うしかない『個』と同一化することで、牢獄に閉じ込められた苦しみを体験します。
    肉体を有する自分を、本当の自分だと思っている限り、この世界は苦痛に満ちていて陰謀に溢れていると考えるしかありません。

    シミュレートされている個人ではなく、シミュレートしている存在こそが本当の自分だと気付いた時、ようやく悪夢を終わらせることができます。
    逆に言えば、それに気づくまで悪夢は続きます。何度生まれ変わろうとも。
    わたしはそのように考えています。

  3. コメントに回答ありがとうございます。
    私もマトリックスは真実を物語にしてると思います。
    この世界がマトリックスだというのは映画 マンガ 小説 アニメ ゲームなど
    いろいろなじゃんるで語られてますね
    この世界はゲームみたいなものだと思いますが 何故こんな酷いゲームを無理強いされなければ
    ならないのか 何故自分ですきに選択できないのか いろいろ疑問はありますし
    やはり陰謀論なども真実だとは思います。
    別にこの地球ゲームが気に入ってるという人は別に楽しんだらいいですけど
    私は全然面白くないし苦痛だから どうすればこの悪夢を終わらせられるのか
    この地球という悪意にみちた腐れ惑星からどうすればでられるのかと思ってます。
    マトリックスでも魔法少女まどか☆マギカでも 鋼の錬金術師でも
    この世界は異次元の生命体の人間牧場でエネルギー回収の為の家畜小屋というのが
    描写されてます。それだけでなくいろいろな実験もやってるんでしょうね
    私は宗教もスピリチュアルもほとんどがインチキだと思ってます。


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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