SOLA TODAY Vol.91
わたしは過去に2度も財布を失くしたことがあります。幸いにも親切な方が届けてくださって、無事に手元へ戻ってきました。それ以来反省して、あることを実行しています。
それはあえて大切なものを財布に入れておく、ということです。キャッシュカードやクレジットカードだけでなく、免許証も財布に入れています。さらに突然の急病や怪我に対応できるよう、健康保険証も入れています。ICOCAというJR西日本の電子マネーや神戸市バスのカード回数券、頻繁に使う図書館カードも入っています。
つまり失くしたら絶対に困るものを財布に入れることで、より意識を集中させるためです。それ以いつも財布を意識しているので、一度も忘れたり失くしたりすることはなくなりました。ところが困るのはカード等の枚数が多いことです。
大切なものは財布に入れていますが、それ以外にも時々使うカードがあります。多いのが店舗のポインドカードですね。ですからうっかり失くしても問題ないようなカードは、名刺入れにひとまとめにして別に持っています。できる限りそれ以上増やさないようにしていますが、できれば一元管理したいと思っています。でもそんな苦労も、そのうち笑い話になると確信しています。
コロラド州が運転免許証をデジタル化。「スマホで身分証提示」できるようになる。
アメリカのコロラド州が、運転免許証のデジタル化の試験導入を決めました。アイオア州、アイダホ州、メリーランド州、ワシントンD.C.でも同様にスタートするようです。以前から噂になっていましたが、いよいよ現実的になってきました。
日本でもおサイフケータイはAndroidのスマホで利用できますし、iPhoneもApple Payがスタートしたので、walletのアプリにクレジットカードを取り込めるようになりました。まだまだ実用的ではありませんが、少しずつカードレス化が加速してくると思います。
コロラド州の例のように運転免許証がデジタル化されると、さらに財布がいらなくなってきますね。身分証明書としても有効ですから、そのうちスマホを持って家を出るだけですべてのことが可能になるかもしれません。免許の更新も手元で可能となるそうです。偽造することも困難だとのこと。
もしスマホを失くしてもすぐにIDの無効化が可能ですし、これはApple Payでも完璧に守られています。iCloudを利用することで新しい端末への移行もスムーズにできますからね。この運転免許証のデジタル化は、ぜひ日本でも進めて欲しいと思います。
そうなるとわたしが財布を大事にしているように、貴重なデータを有しているスマホを大切にするはずです。一元管理できることで利便性もアップしますし、身軽になりますね。将来的にはパスポートなどもデジタル化するかもしれません。
大切なものは失くさないように意識を集中させなくてはいけません。その数が多くなれば、どうしても注意が散漫になります。でもすべてをスマホに集約させることができれば、一点集中して管理することができます。問題となるのはスマホのバッテリーの容量と故障対策でしょう。
高級レストランで食事をした後、バッテリー切れに気づいたら精算できません。無銭飲食になってしまいます。将来的にスマホだけで身分証明や支払いができるようになれば、店舗も新たな対応を迫られるでしょう。充電設備を常備する必要があるかもしれませんね。
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