この朗報に期待したい!
いよいよゴールデンウイークが近づいてきた。でも今年は浮かれ気分で遊びに行く人は少ないだろう。そう願いたいところ。
だけどいまの状況を見ていると、5月6日に緊急事態宣言が解除される可能性は限りなく低い。おそらく延長されることだろうと思う。
そうなればいつになったら解除されるのか見えないことによって、フラストレーションがマックスになるはず。ワクチンの開発が急がれているけれど、どれだけ早くても今年の秋になる。
つまり最低でも夏を乗り切らないといけない。そんな想いを前向きにしてくれる情報が入ってきた。
新型コロナウイルスは、もしかしたら夏に勢いを落とすかもしれない。
米国土安全保障省長官の科学技術顧問が、ホワイトハウスの記者会見で新型コロナウイルスに関する研究結果を発表した。
「温度または湿度、あるいはその両方の上昇は、一般的にウイルスにとって好ましくない」といううれしい内容。
具体的な内容を記事から抜粋してみよう。
『ウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%の無孔質の表面で18時間だった。無孔質の表面には、ドアノブやステンレス製品の表面などが含まれる。
しかし、湿度が80%に上昇すると、半減期は6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。
また、新型ウイルスが空気中に漂うエーロゾルの状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だった。これに太陽光が加わると、1分半にまで減少した』
要約すると、気温と湿度が高く、かつ太陽光が十分に当たる環境だと、1分程度でウイルスはヘナチョコになってしまうということ。つまり気温が40度近くまで上がり、湿度が90%を超え、かつ太陽がさんさんと降り注ぐ日本の夏の環境は、新型コロナウイルスには最悪だということ。
ニュージーランドが封じ込めに成功しているのは、ウイルスの拡散が夏だったからかも? これから秋になって冬を迎えると、もしかしたら状況がちがってくるかもしれない。
もちろん油断は禁物。暖かい地域でもウイルスは拡散していたから。ただ気温が低くて湿度の低いヨーロッパに比べると、東南アジアの人たちは重症化が抑制できているように感じる。やはり熱と湿度、そして太陽光に弱いのかも。
たしかなことはわからないけれど、このアメリカの研究結果に期待したい。そしてどうにか夏を乗り切って、秋にワクチンが完成していることを祈るばかり。
いつもはこの時期になると蒸し暑い夏が嫌だと思ったけれど、今年に関しては待ち遠しい。週間予報を見ていると来週には夏日の気温になりそう。どうにかウイルスの勢いが衰えてくれますように。
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