Apple Watchは高齢者向き?
Apple製品を使っている人にとって、9月から10月は新製品の登場が気になる。先月にはiPhone13が発売され、今月になってMacBook Proも新製品が出た。ボクが使っているMacBook AirのM1チップをさらに進化させたものを搭載している。
そして今月の15日にはApple WatchのSeries 7も発売された。ボクは外出するとき、8年半も使っている腕時計をつけて出る。時間を知りたいときにiPhoneを出すのは面倒だから。腕時計にはその程度の役割しか期待していない。
だけどある記事を読んで、スマートウォッチを見直した。もしかしたら高齢者こそ、Apple Watchを使ったほうがいいのかもしれない。
「アップルウォッチ外来」の需要が急増…無自覚の不整脈、孤独死回避にも一役
Apple Watch等のスマートウォッチの最大の利点は、脈拍等のデータを常時モニターできること。その程度の知識はある。ところが時代は進んでいて、いまや病院によっては「アップルウォッチ外来」というものが設けられているらしい。
Apple Watchには昨年の秋から、「家庭用心電計プログラム」(心電図アプリケーション)と「家庭用心拍数モニタプログラム」(不規則な心拍の通知プログラム)の2つが搭載されている。これは国の医療機器認証を取得している。
このアプリを使うと、PDFにデータが保存される。それに基づいて、無料で診断をしてくれるのが「アップルウォッチ外来」とのこと。リンク先の記事によると、今年の4月に開設したある病院では、毎日のように電子メールによる診断依頼が届いているそう。そして医師がその質問に答えている。
これは心房細動の早期発見につながり、脳梗塞等の発症予防に貢献しているとのこと。常にデータを採取しているから、初期の不整脈をチェックできる。時間を知るだけの時計に比べたら、この機能はかなりすぐれものだよね。さらにもっと驚く機能がある。
それは「転倒検出機能」というもの。つまりApple Watchの利用者が転倒したときに働く。記事から抜粋してみよう。
・転倒検出後「1分間」は待機する
・手首を叩いて、意識が戻るように動作する
・警告音を鳴らし、周りに知らせる
・自動的に緊急通報サービスへ電話する
・位置情報が通知される
・「メディカルID」に設定した緊急連絡先(主に家族)へ、メッセージを送信する
これはすごい! 高齢者にとってもっとも危険なのは転倒。一人暮らしの高齢者が転倒して骨折した場合、そのまま動けずに命に関わることがある。だけどApple Watchでこの機能を使っていたら、上記のように危険を知らせることができる。
まさかここまでできるとは。スマートウォッチを見直してしまった。もしボクに一人暮らしの親がいたら、いますぐiPhoneとApple Watchを持たせる。ということは将来自分が一人暮らしの立場になった場合、Apple Watchの有無が生死を左右するかもしれないね。
いますぐ必要だとは思わないけれど、スマートウオッチに関する最新の機能はチェックしておくべきだと思う記事だった。
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