Lightning端子を駆逐しよう
今年の4月からiPhone11を使っている。おおむね満足なんだけれど、気になるのがLightning端子。充電に関しては我慢できる。だけどイヤホンもLightning端子なので、Apple Musicのヘビーユーザーとしてはどうも使いづらい。
あの平っぺたい端子は、扱いに注意しないと破損しそう。USB Type-Cならきっちりハマる感覚がある。事実、今年の4月に購入したイヤホンが2ヶ月で断線してしまい、6月に買い直すことになった。いまのところ慎重に使っているので、無事に音楽を楽しんでいる。
そんなLightning端子が追い詰められている。EUではスマートフォン等のデバイス充電に関して、USB Type-Cポートの設置が義務となる法案が出ている。これが正式に決定すれば、Lightning端子を使っているApple製品は締め出される。市場を確保するのなら、USB Type-CポートのiPhoneに規格変更しなくてはいけない。
Appleがどのような対応をとるのか不明。だけど時代の流れとしては、USB Type-Cへと移行するだろうと思う。その流れを察知したある技術者が、とても面白いことをやった。
世界初のUSB-C搭載iPhoneの価格がオークションで高騰中
なんとロボット工学専攻の学生が、iPhoneを改造してLightning端子をUSB Type-Cポートに変えた。その世界初のUSB Type-CポートiPhoneがオークションに出され、なんと1000万円以上の値段をつけている。世界初というだけで価値があると見られているのだろう。
AppleがUSB Type-Cポートを使わない理由として、スペースの問題があると推測されていた。MacBook等はすでにUSB Type-Cポートが搭載されているから。そうなるとiPhoneにLightning端子を使っているのは、構造上の問題としか考えられない。
ところが実際にやれることを証明されたことで、いよいよLightning端子の駆逐が始まるかも。それにしてもどんなふうに変更したんだろう?
調べてみると、かなり具体的な記事が見つかった。
iPhoneをUSB Type-Cポートに換装した人物が手順を動画で公開
いやいやすごい。本当にUSB Type-Cに変更されている。専門的なことはわからないけれど、写真付きで解説されているので、理解できる人には同じように変更することが可能だと思う。ただし、世界で2番目なら価値はないだろうけれどね。
とにかくやろうと思えばできることがわかった。もしかしたら来年のiPhone14では、USB Type-Cが充電端子として使われているかも。残念ながらボクはしばらくは機種変更しないので、Lightning端子を使うしかないけれどね。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。