大村あつしオフィシャルブログ

今回は、2016/5/9の女子テニス世界ランキング（過去１年間の成績）と、ロード・トゥ・シンガポール（今年の成績）を見てみましょう。

まずは、女子テニス世界ランキングです。

現在、相当なマイブームのルイザ・チリコがついにTOP100に入りましたので（76位）、100位まで掲載します。

背中の怪我でずっと欠場しているベリンダ・ベンチッチの順位が上がっていますが、これは、マドリード・オープンで昨年優勝したペトラ・クビトバが今年は早々に敗退して、約1,000ポイントを失ってランクダウンしたことと、現在試合に出られないマリア・シャラポワもポイントを失ったためです。

それよりも、バシンスキーもTOP10入りし、なんとスイスの選手が２人、TOP10という、スイスにとってはとても喜ばしい状況ですが・・・

まず、ベンチッチはいつ怪我から復帰するかわかりませんが、今年は恐らく優勝できないでしょう。

となりますと、昨年のポイントのほとんどを失いますので、TOP20陥落は時間の問題ですね。

また、バシンスキーも大きな瞳のかわいい選手で、性格もいいので大好きですが、クレーコート・シーズンが終わったら、順位を下げていくと思います。

それよりも、やはり、ルイザ・チリコでしょう！

TOP100に入ったことで、WTAの公式サイトに掲載されましたので、今日はこれまでの記録を見ていましたが、本当に今年になって順位を上げてきた選手で、過去４年はずっと下の方をさまよっていたことがわかりました。

また、今年も、クレーコート・シーズンに入って、ほとんどすべての大会で観ていますが、その前のハードコート・シーズンではほとんどの大会で予選落ちと、やはり課題はハードコートのようですね。

チリコのテニススタイルや課題は、　こちら　に書いてあります。

では、引き続き、ロード・トゥ・シンガポールの最新ランキングです。

マドリード・オープンで優勝したシモナ・ハレプがついに６位に顔を出しましたが、まだ、ペトラ・クビトバとガルビネ・ムグルサがTOP20圏外と、ちょっと実力を反映した結果にはなっていませんが、まだグランドスラムを３試合も残して、テニス・シーズンは半分も終わっていませんので、最終的には昨年と同じような顔ぶれになると思います。

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